どうはかんとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > どうはかんの意味・解説 

どうは‐かん〔ダウハクワン〕【導波管】

読み方:どうはかん

マイクロ波アンテナなどまで導くのに使われる中空金属パイプ。その断面大きさ同程度までの波長しか通さない


導波管

読み方:どうはかん
別名:ウェーブガイド
【英】waveguide

導波管とは、主にマイクロ波伝送するために用いられる中空金属管のことである。立体回路呼ばれる回路設計代表的な部品である。

導波管は空気誘電体としており、中心導体持たない。そのため、同軸ケーブルにおいて損失主な要因となっている誘電損失中心導体電気抵抗由来する損失少なく、同じ大きさ同軸ケーブルなどと比べるはるかに損失効率的な伝送が可能である。大電力の伝送などにはよく導波管が利用される。管の形状には方形円筒形があり、管の内側銀めっきなどでコーティング施されている。

なお、導波管の構造上、ある一定の波長より長いマイクロ波を導波管で伝搬させることはできない。そのため導波管はハイパスフィルタ一種であると言うことができる。


参照リンク
導波管 - (MWAVE-LABORATORY)


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

どうはかんのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



どうはかんのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリ導波管の記事を利用しております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS