とらのまき

デジタル大辞泉

とら‐の‐まき【虎の巻】

読み方：とらのまき

《中国、周時代の兵法書「六韜(りくとう)」の虎韜(ことう)の巻による語》

１ 兵法の秘伝書。

２ 芸道などの秘事・秘伝を記した書。

３ 講義などの種本。また、教科書にある、問題の解答などが書いてある参考書。あんちょこ。とらかん。

隠語大辞典

虎の巻

読み方：とらのまき

1. 大切な秘伝書のこと、転じて重宝な参考書のこと。略してトラカン（虎巻）ともいう。

虎の巻

読み方：とらのまき

1. 秘密を要する大切な参考書のことをいふ。昔秘伝の巻物を虎の巻といつたから。
2. 〔隠〕大切な重宝な参考書。昔秘伝の巻物を虎の巻といひしによる。

虎（とら）の巻（まき）

読み方：とらのまき

1. 待合の帳場で使用する門外不出の×金一覧表。

分類 花柳界

虎巻

読み方：とらのまき

1. 最も恃みとする所のもの、他人に示し難き大切の奥の手にいふ。

分類 東京

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