ちょうき‐きんり〔チヤウキ‐〕【長期金利】
長期金利(ちょうききんり)(long-term rate of interest)
1年以上の期間にわたる国債や社債などの利回り、定期預金の適用金利は長期金利の一例。1年未満の短期金利と対比して使われる。
長期金利は、国債の利回りに大きく影響される。そのため、長期金利の代表的な指標として、債券市場で流通する10年物国債の利回りで置き換えることが多い。
例えば、満期時に額面に書かれている金額を受け取ることができる国債は、債券市場で買いたい人が多いと、需要と供給の関係から価格が上昇する。その結果、国債の購入時と償還時の価格差が縮まって、金利は低下することになる。
株式市場が低迷するなど金融資産の行く先が狭まると、安定した運用先として国債や社債などの債券に投資が集まる。このような場合、長期金利の低下を招く。
(2002.12.17更新)
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