たて座δ型変光星 (DSCT)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 15:35 UTC 版)
「脈動変光星」の記事における「たて座δ型変光星 (DSCT)」の解説
詳細は「たて座δ型変光星」を参照 RRやSXPHEに似ているが、RRやSXPHEと異なり種族Iの若い星で、変光の全周期を通しスペクトル型がほぼ一定である。変光範囲は非常に僅かで(普通は0.1等以下)、周期は0.2日以下である。スペクトル型はA〜Fの巨星・準巨星・主系列星で、一部輝巨星もある。半径方向に膨張収縮する他の脈動変光星と異なり、非動径脈動と呼ばれる脈動が原因で変光する。 主なたて座δ型変光星 たて座δ星 : 0.1937697日の周期で4.60等星〜4.79等星の範囲を変光する。 とも座ρ星 : 0.1408809日の周期で2.68等星〜2.87等星の範囲を変光する。 ケフェウス座DQ星 : 0.07886444日の周期で7.22等星〜7.32等星の範囲を変光する。
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