その他の書院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 18:13 UTC 版)
世界各地へ進出した華僑が現地に書院を建てる事例があり、「華僑(侨胞)書院」「南洋書院」と呼ばれている。最も古いのは1729年にインドネシアのバタビア(現ジャカルタ)に造られた明誠書院、次いで1819年にマレーシアのペナンに建てられた五福書院、1854年にはクアラルンプールに南華書院とシンガポールに陳氏書院が開かれている。 清朝末期には蒙古族への漢化政策から、モンゴルに1886年に古豊書院、その翌年には啓秀書院などが作られた(いずれも現存せず)。ここでは儒教精神的な主従関係を植え付けるほか、漢語・漢文やチベット仏教、さらに農業についても教えることで遊牧民の定住化を進める目的も担った。
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