【戦闘攻撃機】(せんとうこうげきき)
戦闘機としての任務と、攻撃機としての任務を併せ持つことが可能な戦闘機のこと。
爆弾・ロケット弾やミサイルを搭載して地上攻撃・対艦攻撃を主任務とするが、対地兵装を搭載しないか、飛行中に投棄することにより戦闘機として空対空戦闘を行う事もできる。
近年ではマルチロールファイターとも呼ばれ、ほぼ全ての戦闘機が戦闘攻撃機に分類される。
とは言うものの、実のところ対地攻撃能力を持たない戦闘機は少数派で、大多数はある程度の地上攻撃能力を持っている。
たとえば、制空戦闘機として設計・開発され、そういう運用をされることが多かったスピットファイアや零戦、近代ジェット機ならF-15A/Cなども爆弾を装備することが可能であるし、極論を言えば、機関銃・機関砲を搭載していれば「機銃掃射」という形で地上目標を攻撃することができる。
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