【初活力】(しょかつりょく)
銃弾(砲弾)が、ガンの銃口(砲口)から射出される瞬間に持っている運動エネルギーのこと。
銃弾の質量と、発射した瞬間の速度によって決定される。
銃弾は装薬の燃焼ガスによって加速されるため、それに見合った長さの銃身を用いることによって高い初活力を得ることができる。
銃身が短すぎれば加速前にガスが漏れて加速が不十分となり、長すぎれば摩擦で銃弾を減速させてしまう。
発射後の運動エネルギーは抗力によって減少し、また重力によっても減少(撃ち下ろしの場合は増加)する。
このため初活力の大きさは最大射程の大きさを直接左右する。
また運動エネルギー弾の場合は、その威力(デストラクションパワーおよびマンストッピングパワー)や貫通力を左右する。これらは有効射程の算定にも影響する。
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