商標調査（しょうひょうちょうさ）
”商標調査”とは、主に、他人の登録商標や出願商標を調査することをいう。
商標出願を行っても、同じ商標について既に他人が商標登録を受けていたり、出願をしていた場合には、登録を受けることができない。したがって、商標出願を行う前に商標調査を行うことにより、無駄な出願を排除することが好ましい。また、自社が使用しようとする商品名が、他社の登録商標である場合には、商標権を侵害することとなってしまう。その意味でも、商標調査は重要である。
商標調査は、特許庁、弁理士会、発明協会、特許情報センターなどで公報を見て行うこともできるが、一般に、データベースを用いて行うことが多い。よく用いられているデータベースは、ブランディ・インターナショナルが提供しているＢＲＡＮＤＹ（ブランディ）である。
特許庁は、商標情報のデータベースをインターネット上で無料公開している（商標出願・登録情報）。 なお、データ収録までのタイムラグ、キーワードの選定などの理由により、完全な調査は困難であることに注意が必要である。
なお、米国商標については、商用データベースとしてTrade Mark Scan等がある。また、米国特許庁がWeb Trademark Databaseとしてインターネット上でデータを無料開放している。
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