さんしんの日
正式には「ゆかる日まさる日三線の日」という。琉球放送の上原直彦さんの提唱から始まった。三線を沖縄文化の原点と捉え、三線の良さを再認識し受け継いでいこうと1993年に制定された。メイン会場となるのは読谷村の読谷文化センター鳳ホールで、正午の時報で第一回目の演奏が始まり、午後9時までに都合9回「かじゃでぃ風節」を沖縄中で弾く。メイン会場には約3000人が集まり、野村流音楽協会や琉球民謡協会、野村流古典音楽保存会など流会派を超えた共演は圧巻である。初心者でも会場に三線を持参すれば、舞台に掛かった巨大な工工四(くんくんしー)を見ながら演奏することができる。また県外でも沖縄好きが集まり時報に合わせて三線を演奏するという。ちなみにメイン会場となる読谷村は、三線音楽の祖といわれる赤犬子(あかいんこ)の出生地といわれている。
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