こもかぶり

デジタル大辞泉

こも‐かぶり【^▽薦^▽被り】

読み方：こもかぶり

１ 薦で包んだ4斗（約72リットル）入りの酒樽。

２ 《薦をかぶっていたところから》乞食(こじき)。こも。

日本酒用語集

こもかぶり（こもかぶり）

運搬中の酒樽の荷扱いをやりやすくするため、樽をこもで包みなわをかけたのがはじまりで、のちに装飾がほどこされるようになった。

隠語大辞典

こもかぶり

1. 包茎。〔風流〕

菰被

読み方：こもかぶり

1. 密淫売婦。〔第二類　人物風俗〕
2. 密売淫婦。「こも」に同じ。

菰被

読み方：こもかぶり

1. 乞食ノコトヲ云フ。〔第六類　人身之部・宮城県〕
2. 乞食のことをいふ。着物のかはりに菰をかぶつて居るからいつたものである。〔犯罪語〕

分類 宮城県、犯罪語

菰被

読み方：こもかぶり

1. 酒樽又は酒のことをいふ。酒樽は菰をかぶせてあるからいつたもの。一般にも用ふ。〔犯罪語〕
2. 酒樽又は酒のことをいふ。酒樽は菰をかぶせてあるからいつたもの。
3. 酒樽又は酒のこと、酒樽は菰をかぶせてあるから。

分類 犯罪語

薦（コモ）カブリ

読み方：こもかぶり

1. （一）道路に伏せる物貰非人。（二）四斗入の酒樽の薦に包みたるもの。

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