国際原子力事象評価尺度レベル6
別名:INESレベル6
国際原子力機関(IAEA)などが定める原子力発電所の事故の事象報告のための国際評価尺度の内、「大事故」として規定されるレベルのこと。
「レベル6」の場合、「事業所外への影響」の基準としては、放射性物質のかなりの外部放出などが挙げられる。
過去に発生した、原子力発電所の事故で、「レベル6」に相当するものとしては、1957年に旧ソ連で発生した「ウラル核惨事」がある。
2011年3月11日に発生した東日本大震災により発生している「福島第一原子力発電所事故」については、2011年3月15日時点では「レベル5」とされ、「レベル6」であるとする見解が出るなどしていたが、4月半ばには暫定レベル7まで引き上げられている。
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