くちべにとは? わかりやすく解説

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くち‐べに【口紅】

読み方:くちべに

化粧のために唇に塗る紅。ルージュ

器物の縁、特に陶磁器の口縁を赤く彩色すること。また、彩色したもの。


口紅(くちべに)

鐔の穴は周辺金属部分削って刀身への密着度を調整するため歪めて開けられたり、周囲には鏨による疵が生じることが多い。これを避け目的から責金呼ばれる軟質金属装着するための半円形穴部の上下にあらかじめ設けた鐔があり、これにより穴の調整極めて容易となる。の上下端部に装着した蒲鉾形かまぼこがた)の責金は、その形状及び用いられ素銅色調から女性の唇をイメージして口紅と呼び慣わしたもの。江戸時代後期には素材金銀象嵌施した華麗な作品出現し、単に刀身を鐔に密着させるためだけのものではなく芸術作品として独立した要素示しているとも言えよう。

くちべに

作者福田百合子

収載図書椹野川(ふしのがわ)
出版社毎日新聞社
刊行年月1987.10



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