き裂先端開口変位(CTOD) δ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 04:21 UTC 版)
「破壊力学」の記事における「き裂先端開口変位(CTOD) δ」の解説
英語名(Crack Tip Opening Displacement)の頭文字をとってCTODとも。き裂先端部が塑性変形するとき、先端部は開口する。その開口幅δをき裂の応力・ひずみを表す破壊力学パラメータとして使用でき、現在応力拡大係数をその場で測定可能にしている概念である。 δについても応力拡大係数Kの場合と同じように、脆性破壊の限界値をδcを測定することが出来る。日本では日本溶接協会規格WES1108による規定がある。
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