きんはんげんとは? わかりやすく解説

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きん‐はんげん【禁反言】

読み方:きんはんげん

人が自由意志基づいて行った自分行為、または捺印(なついん)した証書反した主張をすることを禁止すること。取引の安全のために重要な意味をもつ、英米法法理禁反言の原則エストッペル原則


禁反言(きんはんげん)


”禁反言”とは、前言翻してならないことをいう。estoppelの訳である。特許権に関しては、出願経過において出願人のなした主張を、権利取得後訴訟などにおいて翻してならないことをいう(包袋禁反言file-wrapper estoppel)。

たとえば、出願人特許庁の手続において、出願した発明従来技術との差異明確にするため、手続補正によって特許請求の範囲狭める補正行いその旨意見述べて特許権取得してたとする。この場合、後に、侵害訴訟の場において、補正によって狭められ部分について、権利範囲であるとの主張を行うことはできない当該部分については、均等論主張認められない考えてよい。これが、包袋禁反言である。




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