かわりゆく家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:35 UTC 版)
「ジョゼフ・メリック」の記事における「かわりゆく家族」の解説
好調と見えた一家の生活であったが、1870年には三男ウィリアム・アーサーが猩紅熱で夭折。母メアリー・ジェインは悲しみにくれつつも、残る子供たちの育児と、衣料品店の切り盛りに忙殺されていたが、メリックが11歳であった1873年に過労に起因する気管支肺炎で倒れ、同年5月に36歳で死去した。父ジョゼフ・ロックリーは自らの仕事のほか、これまでは妻任せであった店、育児をも一手に引き受けることとなり、限界を感じたか家を引き払って一家で下宿生活に入る。下宿の家主はエマ・ウッド・アンティルなる子持ちの寡婦で、ジョゼフ・ロックリーは彼女に育児を手伝ってもらっていたが、翌1874年12月には彼女と再婚、一家はかつて住んでいた衣料品店を再び住まいとした。
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