かいいぬ

デジタル大辞泉

かい‐いぬ〔かひ‐〕【^▽甲^×斐犬】

読み方：かいいぬ

日本犬の一。山梨県の原産。中形で、体高約45センチ、毛色は虎毛。元来は猟犬で、動作が敏捷(びんしょう)。かいけん。

かい‐いぬ〔かひ‐〕【飼（い）犬】

読み方：かいいぬ

人が飼っている犬。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かいいぬ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 08:29 UTC 版)

名詞:飼い犬

かいいぬ【飼い犬、飼犬】

1. 人間が飼育している犬
   • それ以来、若い仙太は、飼犬の黒をつれて、山へ行く日が続いた。（矢田津世子『凍雲』）〔1934年〕^[1]
   • その代りに犬は多い。飼い犬と野良犬がしきりに吠えている。（岡本綺堂『綺堂むかし語り』）〔1938年〕^[2]

発音^(?)

• カ↗イイヌ、カ↘イイヌ

関連語

• 飼い犬に手を嚙まれる

対義語

• 野良犬、野犬

翻訳

• 英語: domestic dog, house dog, pet dog

名詞:甲斐犬

かいいぬ【甲斐犬】

1. 日本犬の犬種の一つで山梨県原産の中型犬。日本の天然記念物。
   • この建物は事務室、陳列室、応接間に区切られて、奥の住宅に廊下でつながり、周囲は一面の芝生で、日溜りには主人自慢の甲斐犬がからだをまるめて眠つてゐた。（岸田國士『それができたら』）〔1952年〕^[3]

翻訳

• 英語: Kai inu