おしどり塚児童公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/12 22:43 UTC 版)
おしどり塚児童公園は、おしどり塚の民話の舞台になったところである。ただし、往時のような沼は残っていない。毎年10月下旬の日曜日に、大町自治会が結成した「おしどり塚愛護会」がおしどり塚祭りを園内で開催する。 大通りにある大工町バス停から南下して大町通りに入り、この通りの南側に公園がある。最寄りのバス停はきぶな号の「二番町」であり、徒歩2分ほどで着く。周囲をビルに囲まれた静かな公園である。都市計画上の取扱は、宇都宮都市計画公園2・2・016号で、公園面積16 aの街区公園である。 「史蹟 おしどり塚」碑の隣に、「児島強介誕生の地」碑がある。児島強介は大橋訥庵に師事した幕末の志士で、坂下門外の変の計画に関与し、獄中で病死した。児島の生家は宇都宮城下の大町、後の一番町のおしどり塚児童公園付近であったと伝わるが、ビルに囲まれたおしどり塚児童公園に、当時の屋敷地を窺い知る遺構はない。
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