いて座オメガ星とは? わかりやすく解説

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いて座オメガ星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/14 02:43 UTC 版)

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いて座ω星[1]
Omega Sagittarii
仮符号・別名 Terebellum[1][2]
星座 いて座
視等級 (V) 4.70[1]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  19h 55m 50.36255s[1]
赤緯 (Dec, δ) −26° 17′ 57.6933″[1]
赤方偏移 -0.000070[1]
視線速度 (Rv) 16.22 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 209.41 ミリ秒/年[1]
赤緯: 62.39 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 42.7159 ± 0.5538ミリ秒[1]
(誤差1.3%)
距離 76.4 ± 1 光年[注 1]
(23.4 ± 0.3 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) 2.9[注 2]
ω星の位置
物理的性質
スペクトル分類 G5IV [1]
表面温度 5,420 K[3]
色指数 (B-V) +0.75[4]
色指数 (U-B) +0.32[4]
色指数 (R-I) +0.37[4]
金属量[Fe/H] 0.00[3]
年齢 2.6 ± 0.3×109[3]
別名称
別名称
いて座58番星[1],
CD -26 14637[1],
Gaia DR2 6754990976785694336[1]
HD 188376[1],
HIP 98066[1],
HR 7597[1],
SAO 188722[1]
Template (ノート 解説) ■Project

いて座ω星(いてざオメガせい、ω Sagittarii, 略称ω Sgr)は、いて座恒星で5等星。同じいて座にあるオメガ星雲 (M17、NGC6618) とは名前が似ているだけで異なる天体である。

名称

固有名のTerebellumは、古いラテン語で「四辺形」を意味する言葉に由来する[5]。これは元々ω星、A星、b星、c星の4つの星で構成される小さな四辺形のことを指しており、トレミーアルマゲストにもτετράπλευρονという名前で記載されている[5]2017年9月5日国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、いて座ω星Aの固有名として、Terebellum を正式に承認した[2]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。小数第1位まで表記

出典

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