鼬(いたち)の道(みち)
鼬道
- 往来の絶えて疎遠になりたるを云ふ。いたちの道切の略。
- 始終通つて居た情人がぴつたり来なくなつたことをいふ。倭訓栞に「鼬の道をきるといふは、旅発などの時に忌める諺なり。」とあるに基ゐたもの。〔情事語〕
- 〔花〕鼬の道切りといつて、鼬が往く先を横切ると縁が切れるといはれてゐるところから、今迄足繁く通ひ詰めた客がプツツリ来なくなつたことを云ふ。
- 始終通つて来た情人がどうしたのかぴつたりと来なくなつたこと。〔花柳界〕
- 交通の中絶すること。
- 或は鼬の道をきるともいふ。鼬は一度通つたところは二度と通らないものであるといふ説から、しばしば通ひつめたものがぷつつりと足を断つてしまふことをいふ。
- 始終通つて居た情人がぴつたり来なくなつたことをいふ。倭訓栞に「鼬の道をきるといふは、旅発などの時に忌める諺なり。」とあるに基ゐたもの。
- 始終通つて来た情人がぴつたりと来なくなつたことをいふ。
- 交際の中絶するをいふ。花柳社会に於て男女間の関係等に用ふる言葉。
- 花柳界用語。始終通つて来た情人がどうしたのかぴつたり来なくなつたこと。
- 〔花〕始終通つていた人がぴつたり来なくなること、鼬は一度通つたところを再び通らないということから出た語。
- 始終通っていた情人がぴったり来なくなったことをいう。倭訓栞に、「鼬の道をきるというは、旅発などの時に忌める諺なり」とある。〔花柳界〕
- 裏を返しに客が来ないこと。鼬は同じ道を二回通らないところから。〔花〕
- 〔花〕始終通っていた情人がぴったり来なくなったことをいう。「鼬の道をきるというは、旅などのときに忌める諺なり」(倭訓栞)とある。
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