いかもの

デジタル大辞泉

いか‐もの【^▽厳物】

読み方：いかもの

いかめしげにこしらえた物。

いか‐もの【如^＝何物／^▽偽物】

読み方：いかもの

１ 本物に似せたまがいもの。いかさまもの。「—をつかまされる」

２ 世間並みと異なって変なもの。「—好き」

隠語大辞典

いかもの

1. 下流芸妓、酌婦又は一年未満の短期刑を受けた事の有る前科者を云ふ。或は関東地方に於ては単に前科者を云ふ。
2. 下流芸者。酌婦又は一年未満の短期刑をうけたことのある前科者をいう。関東地方では単に前科者のことをいう。

分類 関東

いかもの

1. 曾テ一年未満ノ短期刑ヲ受ケタルコトアル窃盗其他ノ前科者。〔第二類　人物風俗〕

いかもの

1. 下流芸妓又ハ酌婦。〔第二類　人物風俗〕
2. 芸者。弘前　不良青少年仲間。
3. 芸者、しゃげい、おしゃまともいう。用例「いかものにたれちゃいけねえぞ」（芸者に惚れてはいけない）。〔香具師・不良〕

分類 不良青少年仲間、香具師／不良

偽物

読み方：いかもの

1. 贋物のことを云ふ。「－を持つて喜んでる」。
2. 怪しげなるもの又はにせもののことをいふ。いかさまものに同じ。
3. 怪しげな物又はにせ物のこと。
4. イカサマ物の略。インチキ物、怪しい物。イカ物喰ひといふのは如何はしい物を食ふ人、変つた物を猟る人のこと。
5. 怪しげなもの、にせもの。「いかさまもの」の省略。〔香〕

分類 俗語、東京、香

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「いかもの」の例文・使い方・用例・文例

• いかもの師