あめる

北海道方言辞書

あめる

あ・める【饐る】[動_マ下一] 1. (食品が)腐る。〈中〉 2. 悪くなる。変質して機能を果たさなくなる。ねじがばかになる。〈中〉

下北弁辞典

あめる

下北弁	意味	用例	用例の意味・備考
あめる	食物が腐る、食物がいたむ	きなのおつゆあめでまった。	昨日のお汁がいたんでしまった。

津軽語辞典

あめる

方言	意味
あめる	食品が腐る、腐敗変質　　（飴を動詞に使った。飴は穀物の澱粉を麦芽の作用で糖化させたものであるが、食べ物が変わることに用いた）

新潟県田上町方言

あめる

方言	共通語	使用例または説明
あめる	はげる、つるつるする	「あそこの坂、雪であめてて転んだて」（あそこの坂は、雪でつるつるしているので転んでしまったよ）、雪は踏み固めたところを生ゴムなどで強くこすると飴色になって良く滑るようになる。はげ頭はあめ頭と言う、「あめる」は飴の「飴める」から来たものらしい

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

あめる

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 13:28 UTC 版)

動詞

あめる

1. （方言、北海道・東北・三重）腐る。
2. （方言、新潟）はげる。