『EQMM』
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「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」の記事における「『EQMM』」の解説
1956年6月に早川書房から日本版『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』(1956年7月号)が創刊された。 田中潤司が創刊準備に係わったが、初代編集長は都筑道夫となった。勝呂忠による装丁が1957年度MWA美術賞を受賞した。 1959年7月号(第37号)に結城昌治の『寒中水泳』(同誌の第1回短編コンテスト第1位入選作)を掲載するまでは、海外作品ばかりを掲載したものであった。その後も、日本人作家の作品はたまに載る程度で、掲載された作品はほとんどが海外作品である。その代わり、1959年から翌年にかけて4冊を刊行した「別冊クイーンズマガジン」(1959年秋号、1960年冬号、春号、夏号)には日本人作家の作品が多数掲載された。 なお、1959年の都筑の退社により、1960年1月号から編集長は小泉太郎(生島治郎)となる。小泉も1962年に作家になるため退社し、1963年1月号から編集長は常盤新平となった。
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