田中潤司とは? わかりやすく解説

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田中潤司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 04:07 UTC 版)

たなか じゅんじ
田中 潤司
ヒッチコック・マガジン』1963年3月号(宝石社)
生誕 1933年????
東京都
国籍 日本
出身校 早稲田大学文学部
職業 ミステリ研究者、翻訳家
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田中 潤司(たなか じゅんじ、1933年 - )は、日本のミステリ研究者、翻訳家

略歴

東京生まれ。早稲田大学文学部卒[1]。同じ早稲田大学出身の式貴士等と親交を持つ。

早くから海外ミステリに精通。早川書房に入社し、『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』の創刊に関わるが、退社して創刊編集長は都筑道夫に譲る。後に、江戸川乱歩主催の『宝石』の顧問もつとめた。

パズルやゲームについても研究し、1972年「アダルトゲーム研究会」を創設した[2](なお、この場合の「アダルトゲーム」は、現在呼ばれるところの「性的表現があるゲーム」ではなく、「子供むけではなく大人向けのゲーム」という意味である)。 オセロは源平碁として従前から親しまれていたゲームであるとしてゲーム研究者として権利関係に疑問を呈している[3]

著書

  • 暗号の話』(徳間ブックス) 1967
  • 『頭のトレーニング』(徳間書店) 1967
  • 『パズル大学』(大泉書店) 1969
  • 『パズル天才志願』(大泉書店) 1969
  • 『推理パズル100題 たっぷり、あなたを苦しめる本』(大泉書店、プレイブックス) 1971
  • 『ギャンブル・ゲーム』(ごま書房、ゴマブックス) 1974
  • 『カジノプレイ入門』(大泉書店) 1975
  • 『おもしろ推理パズル シャーロック・ホームズ明智小五郎も脱帽! 頭脳の限界に挑戦する選りすぐりの難解推理パズル傑作選』(日本文芸社) 1992.7

翻訳

脚注

  1. ^ 田中潤司 - HMV&BOOKS online”. 2021年1月2日閲覧。
  2. ^ 『日本現代卓上遊戯史紀聞 [2] 草場純』(Kindle本)
  3. ^ 都筑道夫『黄色い部屋はいかに改装されたか?』フリースタイル、2012年。



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