『翡翠軒』と『梅杏爭春』
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「六十家小説」の記事における「『翡翠軒』と『梅杏爭春』」の解説
阿英(あえい、銭杏邨、せんきょうそん)が上海の伝経堂で清平山堂刊と思しき残本2編『翡翠軒(ひすいけん)』と『梅杏爭春(ばいきょうそうしゅん)』を1936年に発見した。しかし前者は残葉三十数片、後者は残存五葉しかなく、書籍の体を成していない。現在は北京図書館(1998年、中国国家図書館に改称)に収蔵されている。なお中里見敬は、阿英 『記嘉靖本輩翠軒及梅杏撃春』に『梅杏爭春』のテキストが載録されている、と報告している。
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