『海道記』とは? わかりやすく解説

『海道記』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 01:31 UTC 版)

藍沢原」の記事における「『海道記』」の解説

その直後1223年4月15日にこの地を通過した作者氏名不詳)が著した『海道記』(1223年成立)では、木瀬川黄瀬川)を出発してすぐの「遇澤といふ野原」として描かれている。作者一行は、どこまで続くのかもわからない富士山広大な裾野延々と進みながら、「納言権中納言藤原宗行)はここにてはやく暇候ふべしと聞えける」「按察使按察使藤原光親)、前左兵衞督源有雅同じくこの原にて末の露もとのとおくれ先立ちにけり」(『海道記』一四 木瀬川より竹の下)と、藤原宗行らの末路思いを馳せつつ、次のように詠む。 思へばなうかりし世にもあひ澤の 水のあわとや人の消えなん

※この「『海道記』」の解説は、「藍沢原」の解説の一部です。
「『海道記』」を含む「藍沢原」の記事については、「藍沢原」の概要を参照ください。

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