『東インド会社遣日使節紀行』とは? わかりやすく解説

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『東インド会社遣日使節紀行』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/23 03:11 UTC 版)

アルノルドゥス・モンタヌス」の記事における「『東インド会社遣日使節紀行』」の解説

日本に関する著作に、1669年刊の『東インド会社遣日使節紀行』(: Gedenkwaerdige Gesantschappen der Oost-Indische Maetschappy aen de Kaisaren van Japan, 英訳『日本誌』 Atlas Japannensis)がある。オランダ語原書5版達し、また原書出版され1669年のうちにドイツ語訳、翌1670年には英語訳フランス語訳出版されるなど、出版当時幅広く読まれ著作であった。ただし、モンタヌス自身一度来日しておらず、イエズス会士報告書や、使節江戸参府紀行ブレスケンス号事件報告などに基づいて著したとされるこのため誇張不正確な記述が多いことが指摘されている。特に、多数挿入され挿図は、全くの想像基づいて描かれたものである日本刀について、ヨーロッパ刀身容易に切断できる紹介している(ジャン・クラッセ(英語版)も同様の事を記している)。 島田孝右は、本書の内容ジョルジュ・サルマナザール偽書台湾誌』や、ジョナサン・スウィフト『ガリヴァー旅行記』第3部日本に関する描写影響与えたことを指摘している。

※この「『東インド会社遣日使節紀行』」の解説は、「アルノルドゥス・モンタヌス」の解説の一部です。
「『東インド会社遣日使節紀行』」を含む「アルノルドゥス・モンタヌス」の記事については、「アルノルドゥス・モンタヌス」の概要を参照ください。

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