『原爆の子』の編集刊行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 04:47 UTC 版)
長田は自らの被爆経験から原爆反対などの平和運動にも積極的に参加し、原爆を体験した少年少女たちの手記を集め『原爆の子〜広島の少年少女のうったえ』として岩波書店から刊行した。同書はその後世界各国語に翻訳され、また1952年(昭和27年)には新藤兼人監督・近代映画協会により乙羽信子主演で『原爆の子』、翌1953年(昭和28年)には関川秀雄監督・八木保太郎脚本により『ひろしま』として映画化されるなど大きな社会的反響を呼び、平和教育のバイブルと称された。2009年(平成21年)、ロシア語版が刊行されて、これで13カ国語に翻訳されたことになる。
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