『勝山記・妙法寺記』の諸本
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「勝山記」の記事における「『勝山記・妙法寺記』の諸本」の解説
「勝山記」の書名は江戸時代後期に成立した甲斐国地誌『甲斐国志』編纂に際して付与されたもので、原本は無題。異名は『妙法寺記』で、『勝山記』系と『妙法寺記』系の写本が複数現存するため、現存しない共通祖本が存在したと考えられている。『勝山記』系の諸本では富士河口湖町勝山に鎮座する冨士御室浅間神社所蔵本が最も原本に近いと位置づけられており、『甲斐国志』編纂に際しても用いられている。一方、『妙法寺記』系では江戸時代の文政9年(1826年)刊行の木版本が最善本と位置づけられている。
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