『バビロニア誌』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 14:34 UTC 版)
ベロッソスの代表作である『バビロニア誌』は、全文は現存していないが、古代の著述家による二次資料が現存している。なぜベロッソスが『バビロニア誌』を著したのかについての理由は知られていないが、同時代のギリシア人歴史家たちは、彼らが「歴史」を著した理由を残している。おそらくベロッソスは、自らが新しく獲得した地域についての歴史を知りたがったアンティオコス1世に依頼されたか、あるいは大神殿の祭司としてセレウコス朝におけるマルドゥク信仰の正当化を行なおうとしたのだろうと考えられている。
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