『ディスカヴァー』誌
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アメリカの科学誌『ディスカヴァー』では、4月号にエイプリルフールのでっち上げ記事がたびたび掲載されている。次の号には決まって、騙された読者からの怒りの投書が寄せられる。有名なものでは、ボウリング大の素粒子「ビゴン」の発見を伝える記事や、南極大陸で発見された新種の生物「アタマワキハダカコオリクイ」(Hotheaded Naked Ice Borer) に関する記事がある。アタマワキハダカコオリクイは骨組織が血管で満たされており、この熱によって氷を溶かして穴をあけることができるのだという。ふだんは群れで獲物近くの氷に穴を掘って隠れており、獲物(主にペンギン)が水に飛び込むと一斉に穴から出てきて襲い掛かるとされた。この生物はイタリアの動物学者アプリーレ・パッツォ (Aprile Pazzo) によって発見されたことになっていたが、Aprile Pazzo とはイタリア語でエイプリルフールのことである。
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