「行為する者」と「行為せざる者」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 18:02 UTC 版)
「伊藤肇」の記事における「「行為する者」と「行為せざる者」」の解説
伊藤は『新装版 現代の帝王学』の「わが師 安岡正篤との出会い」において、「行為する者にとって、行為せざる者は、最も苛酷な批判者である」という箴言を引用し、経営者が「行為する者」であり、ジャーナリストは「行為せざる者」であると説明している。 「行為する者にとって、行為せざる者は、最も苛酷な批判者である」という箴言がある。具体的にいえば、世のいわゆる経営者たちは「行為する者」であり、ジャーナリストは「行為せざる者」である。この「行為せざるジャーナリスト」が「行為する経営者」をとらまえて、批判のための批判としか思われぬような原稿を書いて得々としている。 ところが、こういう「行為せざる者」がマスコミの足を洗って一般企業へ入り、「行為する者」の立場になると、いっぺんに馬脚をあわらしてしまう。 — 伊藤肇、(伊藤 1998b, p. 97)
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