「徳を教えられる者」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 06:08 UTC 版)
「メノン (対話篇)」の記事における「「徳を教えられる者」」の解説
42. ソクラテスは、これまでの議論をまとめると、「徳」とは、生まれつきのものでも、教えられるものでもなく、それを身につけている者は、「知性」とは無関係に、「神の恵み」によってそれを身に付けていることになる、これまでのように他者に「徳」を教えることができる者が出て来ない限りは、と指摘。そして、もしそうした人物が出てくるとしたら、それはホメロスがテイレシアスを形容したように、他を影にしてしまうような存在だろうと指摘。メノンも、同意する。
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