「公私」と「公=公共=私」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 03:56 UTC 版)
斉藤は「公共」が一般に「国家」が独占するようなイメージを払拭すべきであるとし、また山脇は「公私」二元論からの脱却を唱えている。すなわち、山脇は「政府の公 / 民の公共 / 私的領域」を相関関係にあるものとしてとらえ、「滅私奉公」に代わる理念として、金泰昌の打ち出した「活私開公」という造語を紹介している。この概念は法哲学者の桂木隆夫もその著作中で肯定的に紹介している(『公共哲学とはなんだろう』(勁草書房))。
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