※ 母親と久野の回想・対話の中木崎正之
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 15:35 UTC 版)
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稲子の父親。元旧陸軍中佐。太平洋戦争のフィリピンで負傷した右脚を腰の付け根から切断し義足となる。戦争末期には、米軍が上陸した場合のゲリラ戦に備え鹿児島に駐留。敗戦で虚脱状態になり、馬で山中に入り自刃しようとしたが、名前を彫ろうとした楠の大木のところで、山の妖精のような不思議な少女と出くわし救われ5日目に隊に戻った。その2年後、東京の乗馬倶楽部の教師になる。〈掌中の玉といふより生命の泉〉である愛する一人娘・稲子と騎馬旅行に行った西伊豆で、馬もろとも崖から転落死した。
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