胡粉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/06 22:43 UTC 版)
胡粉(ごふん)は白色顔料のひとつ。現在では貝殻から作られる、炭酸カルシウムを主成分とする顔料を指す。また、淡い色に混色するための具材(ぐざい)として「具」とも呼ばれる(例:具墨)。 かつて中国の西方を意味する胡(こ)から伝えられたことから、胡粉と呼ばれる。日本画や日本人形、木工品等の絵付けに用いられる。
- ^ 成瀬正和. “正倉院伎楽面に用いられた貝殻由来炭酸カルシウム顔料”. "2018-12-25閲覧。正倉院紀要.31,p.69-70,2009所収
- ^ “倭名類聚抄巻十三”. "2018-12-30閲覧。(NDLID:2544222,コマ14)
- ^ 国立文化財機構. “国立文化財機構年報”. "2018-12-30閲覧。「国立文化財機構年報 : 平成20年度自己点検報告書」p.22
- ^ 宋応星. “天工開物3巻[7]”. "2018-12-30閲覧。(国会デジタルコレクション2556161コマ25)
- ^ 平賀国倫: “物類品隲 6巻”. 2018年12月30日閲覧。(NDLID:2555265,コマ30)
- 1 胡粉とは
- 2 胡粉の概要
胡粉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 07:11 UTC 版)
原料は北海道産ホタテ貝で、主成分は炭酸カルシウム。かつては瀬戸内産の牡蠣殻を主原料とした。日本画で重要な白い絵具として、または下塗り、盛り上げに、混色させて淡い色をつくるなど広く使用される。
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