Wiiリモコン 同梱ソフト

Wiiリモコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 15:16 UTC 版)

同梱ソフト

いずれも任天堂製ソフト。太字は必ずWiiリモコン(Wiiリモコンプラス)が同梱されているソフト。

Wiiリモコンの同梱版が発売されているソフト

Wiiリモコンプラスの同梱版が発売されているソフト

Wiiリモコンプラス

左がWiiリモコンプラス(アカ)。

Wiiリモコンプラスは、WiiリモコンにWiiモーションプラスを内蔵したもので、従来のWiiリモコンの後継コントローラである。2010年11月11日以降に発売されているWii本体セットに(従来のWiiリモコンに置き換わる形で)1つ同梱されている他、単体販売もされている。2010年9月29日の『任天堂カンファレンス2010』で発表された[6]

サイズ・重量は従来のWiiリモコンと同じで、外部拡張コネクタ付近にある「Wii MotionPlus INSIDE」という表示で判別が出来る。価格は3,619円(税抜)。カラーバリエーションは従来のシロ・クロ・アオ・ピンクに加え、アカが追加された。2013年11月21日にはマリオ・ルイージが追加され、2014年5月29日にピーチ・ヨッシーが追加され、2015年3月12日にクッパ・キノピオが追加された。

Wii U発売後のWiiリモコンプラスは、Wii Uのコントローラとして販売されているもの、一部のWii U本体セットに同梱されているものがあるが、Wiiでも使用可能である(逆、またはWiiリモコンも同様)。

カラーバリエーション

日本本国仕様におけるカラーバリエーション。

アカ(aka)
2010年11月11日に発売されたWiiリモコンプラス限定のカラー。専用ストラップ(アカ)とWiiリモコンジャケット(アカ)が付属する。
マリオルイージ
2013年11月21日に発売されたWiiリモコンプラス限定のカラー。同社のゲームソフトのキャラクターであるマリオとルイージをイメージした配色がされている。それぞれ「M」「L」のプリント入り。
ピーチヨッシー
2014年5月29日に発売されたWiiリモコンプラス限定のカラー。同社のゲームソフトのキャラクターであるピーチとヨッシーをイメージした配色がされている。
クッパキノピオ
2015年3月12日に発売されたWiiリモコンプラス限定のカラー。同社のゲームソフトのキャラクターであるクッパとキノピオをイメージした配色がされている。
ゴールド(gold)
2011年11月23日に発売された『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』ゼルダ25周年パックに同梱されたWiiリモコンプラス限定のカラー。金地に白いハイラルの紋章入り。専用ストラップ(グレー)とWiiリモコンジャケット(クリア)が付属する。
Wii Sports Resort オリジナルカラー
非売品。クラブニンテンドーのキャンペーンの商品で、カラーは「水色[7]」。2009年8月31日までに『Wii Sports Resort』を購入し、クラブニンテンドーでシリアルナンバーを登録した人の中から、抽選で5000人に送られた。ナインティナインのMiiが入っている。

Wiiモーションプラス及びWiiリモコンプラス専用及びWiiモーションプラス対応ソフト

太字はWiiモーションプラス及びWiiリモコンプラス専用ソフト。

Wiiバイタリティセンサー

WiiバイタリティセンサーWii Vitality Sensor, ウィーバイタリティセンサー)とは、静脈の形や状態を感知するセンサーである。センサー本体から出ている接続ケーブルをWiiリモコンの外部拡張コネクタに接続し、Wiiリモコンを持った方とは反対側の手の人差し指をセンサー部に入れて使用する。

内部に近赤外線を用いたセンサーがあり[8]、近赤外線を指に通すことにより、指の内部の静脈の形や状態を検出する(静脈認証システムの認証装置の仕組みと同様)。この検出した静脈の情報(心拍数・血流量など)から、心理状態の微妙な変化などを検出し、ゲーム内容に反映させる。

2009年6月2日(現地時間)に米国で開催されたE3の「任天堂プレスカンファレンス」で名称・形状が公開された。当初は2010年内の発売を目指していたが[9]、後継機であるWii Uの発売を控えた2012年現在でも発売には至っておらず、目立った続報すらほとんどない。2011年4月の段階では開発自体は続いており、個人差の大きい生体情報故、99%のユーザーが違和感を抱かない完成度にするために時間がかかっているとのこと[10]。結局ポケモンスリープでも静脈測定装置は登場していない。(ポケモンGOプラスプラスは寝室のベッドの振動数、マイクから入力されるノイズ音を測定するための機器である。)

人間の脈拍を検出するという周辺機器はこれが初めてではなく、NINTENDO64時代に『バイオセンサー』という周辺機器がセタから発売されていたことがある。


  1. ^ 画面をポイントして狙うゲーム用入力デバイスとしてはライトガンがあり、任天堂も過去に光線銃シリーズを出している。
  1. ^ 社長が訊く Wii プロジェクト - Vol.2 Wii リモコン編 第2回「誰でもが平等に触れるということが前提」”. 任天堂. 2011年2月17日閲覧。
  2. ^ TAKETYON’s WorkBook
  3. ^ ニンテンドードリーム149号(2006年9月号)任天堂の質問箱 萩島光明の話
  4. ^ ゲーマガ2008年1月号など。
  5. ^ 取扱説明書などでアルカリ乾電池の使用がサポートされている。充電池については、ニッケル水素電池に限り使用可能とされている。その他の種類の電池はサポートされていない(Wiiサポート情報 Q&A「Wiiリモコンで使える電池は?」 参照)。
  6. ^ 任天堂カンファレンス2010|社長講演|テキスト
  7. ^ a b c 正式なカラー名は不明。アオの色よりもくすんだ色をしている。
  8. ^ Nintendo CEO: Wii care about your heartbeat, but not your iPhone, the recession or free games
  9. ^ 2009年7月31日決算説明会 質疑応答
  10. ^ a b 2011年4月26日(火)決算説明会 - 質疑応答
  11. ^ 大乱闘スマッシュブラザーズXなどがその例。ただし、Wiiメニューではポインターを使用する。
  12. ^ 2013年6月27日(木)決算説明会 - 質疑応答
  13. ^ はじめてのWii』、『大乱闘スマッシュブラザーズX』、『New スーパーマリオブラザーズ Wii』等
  14. ^ ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』、『マッドワールド』、『スーパーマリオギャラクシー』シリーズ等。『Wii Sports』にもボクシングをプレイする際にはヌンチャクが必要になる
  15. ^ Wiiリモコンとヌンチャクをワイヤレス化するキット - 英メーカー iNSIDE
  16. ^ ファイアーエムブレム 暁の女神』『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』『大乱闘スマッシュブラザーズX』など、従来どおりの操作方法に適したジャンルのソフトに対応している。
  17. ^ 社長が訊く『モンスターハンター3(トライ)』 7.開発スタッフの気合いに応えるためにより。
  18. ^ レースゲーム以外のジャンルでWiiハンドルを対応をするのは『テトリスパーティープレミアム』が初めてである。
  19. ^ a b 社長が訊く『Wiiモーションプラス』
  20. ^ Wiiでプレー 外科研修医の腕磨く (1/3ページ)
  21. ^ Wiiリモコンで水を研究 ― オランダの大学が考案
  22. ^ Wiiは「軽く振って」 任天堂社長が不具合を謝罪産経Web、2006年12月16日
  23. ^ 任天堂、Wiiのストラップを無償交換IBTimes、2006年12月16日
  24. ^ a b “任天堂、Wiiリモコン保護カバーを無償提供”. MSN産経ニュース. (2007年10月2日). オリジナルの2007年10月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071005133807/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/071002/gam0710021611001-n1.htm 2022年8月24日閲覧。 
  25. ^ 「使って/試してみました ゲームグッズ研究所」【第240回】 Wiiモーションプラスの機能を一体化! Wiiリモコン互換コントローラーとXbox 360用連射コントローラーを試してみた”. GAME Watch (2010年9月1日). 2010年10月15日閲覧。
  26. ^ レゴの作ったWiiリモコン ― ブロック遊びとリモコンのすてきなコラボ”. iNSIDE (2010年10月16日). 2010年10月18日閲覧。





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Wiiリモコン」の関連用語

Wiiリモコンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Wiiリモコンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのWiiリモコン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS