鉄腕アトム (アニメ第2作)
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スタッフ
- 原作・メインキャラクターデザイン - 手塚治虫
- 企画 - 吉川斌(日本テレビ)
- プロデューサー - 武井英彦(日本テレビ)、山本智(手塚プロダクション)
- 音楽 - 三枝成章
- 美術監督 - 石津節子
- 撮影監督 - 菅谷信行
- 録音監督 - 中野寛次
- 音楽ディレクター - 鈴木清司
- プロデューサー補 - 山川紀生
- 文芸担当 - 寺田憲史
- 監督 - 石黒昇
- 動画チェック - 吉村昌輝、山崎茂、吉沢政江、篠崎俊克、辻佳宏、宇田八郎、高橋正、保田康治、杉山京子、簗田由美
- 色指定 - 川崎智子、井上悦子、鈴城留美子、鈴木一海
- 仕上検査 - 平山礼子、中間秀美、伊藤幸世、篠原和子、金原芳治、松葉美沙子
- 特殊効果 - 田崎正夫、前川孝、田中芳夫
- 美術補 - 熊谷聡、脇威志
- 編集 - 井上和夫、坂本雅紀
- タイトル - タイトル87
- 録音技術 - 前田仁信
- 音響効果 - 倉橋静男
- 設定デザイン - 尾中学、清水恵蔵、小和田良博
- メカデザイン - 青井邦夫、錦織正宣、清水恵蔵、小和田良博
- 設定進行 - 小熊公晴
- 制作進行 - 土屋貴彦、松崎義之、井上博明、下平好則、三浦亨、宇田川益弘、川崎健司、竹山澄夫、鈴木一海、山脇秀隆、久保田稔、秋田健作、靱矢直人、近藤篤弘、須永司、中村実
- 文芸進行 - 宮本昌孝
- 制作事務 - 浅野加寿
- 制作資料 - 久保田稔
- 制作デスク - 土屋貴彦
- 演出助手 - 小熊公晴、小笠原輔則、石田普一
- プロダクションマネージャー - 松谷孝征
- 録音制作 - 東北新社
- 現像 - 東洋現像所
- 制作 - 日本テレビ、手塚プロダクション
主題歌
- オープニングテーマ「鉄腕アトム」
- 作詞 - 谷川俊太郎 / 作曲 - 高井達雄 / 編曲 - 三枝成章 / 歌 - アトムズ
- 樋口康雄に依頼した曲が没になり前作オープニングテーマのアレンジバージョンとなっている。バックバンドが前作のブラスメインに対して、ドラムセットで強くテンポを打つロック曲調になっている。
- 通常エンディングテーマ「未来に向って 〜ニュー鉄腕アトム〜」(第1話 - 第13話、第15話 - 第29話、第31話 - 第44話、第46話 - 第52話)
- 作詞 - 手塚治虫 / 作曲・編曲 - 三枝成章 / 歌 - ANKH
- 特別エンディングテーマ「ウランのテーマ」(第14話、第30話、第45話)
- 作詞 - 荒木とよひさ / 作曲・編曲 - 三枝成章 / 歌 - ウランズ
- ※ウランがメインとなる回で使用。
これら3曲を収めたEPレコードがフォーライフ・レコードから発売された。後にCDもリリースされた。
オープニングテーマになる予定だった曲「地球の歌」は、樋口康雄が企画したアルバム『ミュージック・フォー・アトム・エイジ』に収録されている。
各話リスト
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1980年 10月1日 |
アトム誕生 | 手塚治虫 | 手塚治虫 安濃高志 |
正延宏三 | |
2 | 10月8日 | アトム対アトラス | 手塚治虫 | 石黒昇 | はしもとなおと | |
3 | 10月15日 | ロボットサーカス | 杉江慧子 | 安濃高志 | ||
4 | 10月22日 | クラスメートを救え! | 山崎晴哉 | 山谷光和 | 出崎哲 | 清水恵蔵 |
5 | 10月29日 | アトム対アトラス・2 アトラス復活 | 荒木芳久 | 樋口雅一 | 安濃高志 | 西村緋禄司 |
6 | 11月5日 | ロボットランド | 高橋良輔 | 横山裕一郎 | はしもとなおと | 吉村昌輝 |
7 | 11月12日 | フランケンシュタイン | 荒木芳久 | 矢沢則夫 | 森田浩光 | |
8 | 11月19日 | 赤いネコ | 杉江慧子 | 永樹凡人 | 小笠原輔則 | 飯野皓 |
9 | 11月26日 | アトム対アトラス 3 砂漠のクリスタル | 手塚治虫 | 山谷光和 | 安濃高志 | 正延宏三 |
10 | 12月3日 | 白い惑星号 | 出崎哲 | 清水恵蔵 | ||
11 | 12月10日 | ロボット大統領 | 金子裕 | 樋口雅一 | 石田晋一 | 飯野皓 |
12 | 12月17日 | ダムダムの首 | 高橋良輔 | 森田浩光 | ||
13 | 12月24日 | 電光人間 | 高屋敷英夫 | |||
14 | 1981年 1月7日 |
ウランはおてんば娘 | 金子裕 | 山谷光和 | はしもとなおと | 西村緋禄司 |
15 | 1月14日 | ロビオとロビエット | 永樹凡人 | 宮崎一哉 | 飯野皓 | |
16 | 1月21日 | 火星隊長 | 星山博之 | |||
17 | 1月28日 | スペースシャトルSOS | 松崎健一 | 石黒昇 | 正延宏三 | |
18 | 2月4日 | アトム対アトラス 4 恐怖のすい星 | 山崎晴哉 | 山谷光和 | 出崎哲 | 清水恵蔵 |
19 | 2月11日 | 悪魔の風船 | 五十嵐ひろみ | 永樹凡人 | 宮崎一哉 | 飯野皓 |
20 | 2月18日 | 十字架島のプーク | 山崎晴哉 | 内田薫 | 安濃高志 | 正延宏三 |
21 | 2月25日 | イワンのバカ | 高屋敷英夫 | 森田浩光 | ||
22 | 3月4日 | うそつきロボット | 高橋良輔 | 矢沢則夫 | 森田浩光 | |
23 | 3月11日 | アルソアから来た少女 | 星山博之 | 永樹凡人 | 宮崎一哉 | 飯野皓 |
24 | 3月18日 | 地上最大のロボット・前編 | 山崎晴哉 | 石黒昇 | はしもとなおと | 西村緋禄司 |
25 | 3月25日 | 地上最大のロボット・後編 | 安濃高志 | |||
26 | 4月1日 | アトム対アトラス 5 暴走族ガデム | 手塚治虫 | 出崎哲 | 清水恵蔵 | |
27 | 4月8日 | ブラックジャックの大作戦 | 手塚治虫 | 石黒昇 | 宮崎一哉 | 飯野皓 |
28 | 4月29日 | ちびロボサムの大冒険 | 金子裕 | 石黒昇 吉田浩 |
石黒昇 | 正延宏三 |
29 | 5月6日 | アトム対アトラス 6 氷の中の帝王 | 山崎晴哉 | 山谷光和 | 安濃高志 | 西村緋禄司 |
30 | 5月13日 | ウランちゃんとウランちゃん | 金子裕 | 石黒昇 | はしもとなおと | 正延宏三 |
31 | 6月3日 | 嵐の中を突っ走れ! | 高屋敷英夫 | 出崎哲 | 清水恵蔵 | |
32 | 6月17日 | クレオパトラの謎 | 高橋良輔 | 永樹凡人 | 宮崎一哉 | 飯野皓 |
33 | 7月1日 | アトム対アトラス 7 地下鉄大暴走 | 山崎晴哉 | 石黒昇 | 出崎哲 | 清水恵蔵 |
34 | 7月8日 | 子象プーラ | 城山昇 | 秋山勝仁 | 宇田川一彦 | |
35 | 7月15日 | ミツバチ島の秘密 | 金子裕 | 山谷光和 | 宮崎一哉 | 飯野皓 |
36 | 7月22日 | クラーケンの怪物 | 皿田明 | 石黒昇 | 安濃高志 | 正延宏三 |
37 | 8月5日 | ポチョムポチョム島のルミー | 城山昇 | 西村緋禄司 | はしもとなおと | |
38 | 8月19日 | アトム対アトラス 8 衛星破壊!プロトン砲 | 山崎晴哉 | 石黒昇 | 出崎哲 はしもとなおと |
清水恵蔵 |
39 | 9月2日 | 盗まれた太陽 | 高屋敷英夫 | 永樹凡人 | 宮崎一哉 | 飯野皓 |
40 | 9月16日 | ブラックルックス | 高橋良輔 | 石黒昇 | 吉村昌輝 | |
41 | 9月23日 | 魔神ガロン | 村野守美 石黒昇 |
出崎哲 はしもとなおと |
清水恵蔵 | |
42 | 10月14日 | 進め!ガラクタ三銃士 | 藤川桂介 | 西村緋禄司 | 安濃高志 | 正延宏三 |
43 | 10月21日 | アトム対アトラス 9 アトラスよ永遠に | 山崎晴哉 | 石黒昇 | 出崎哲 はしもとなおと |
清水恵蔵 |
44 | 10月28日 | 宇宙ヒョウ | 金子裕 | 山谷光和 | 宮崎一哉 | 飯野皓 |
45 | 11月4日 | ウランちゃんの神様 | 城山昇 | 石黒昇 | 吉村昌輝 | |
46 | 11月11日 | 宇宙空港R-45 | 手塚治虫 | 手塚治虫 石黒昇 |
正延宏三 | |
47 | 11月18日 | 飛行船 危機一髪! | 藤川桂介 | 永樹凡人 | 宮崎一哉 | 飯野皓 |
48 | 11月25日 | 人面岩 | 杉江慧子 | |||
49 | 12月2日 | ウランは殺し屋が好き | 城山昇 | 安濃高志 | 笠原達也 | 樋口善法 |
50 | 12月9日 | オーディンの大魔境 | 手塚治虫 山崎晴哉 |
西村緋禄司 | 出崎哲 はしもとなおと |
清水恵蔵 |
51 | 12月16日 | スフインクスの怒り | 手塚治虫 石黒昇 |
石黒昇 | 宮崎一哉 | 飯野皓 |
52 | 12月23日 | アトムの初恋 | 手塚治虫 | 石黒昇 | 正延宏三 |
- ^ 手塚治虫『ぼくはマンガ家 手塚治虫自伝・1』大和書房、1979年、p.193
- ^ 手塚治虫「鉄腕アトム 基本構想」『図説鉄腕アトム』森晴路、河出書房新社、2003年、pp.125–126
- ^ 『COM』1970年4月号より
- ^ 『COM』1971年12月号より
- ^ 森晴路『図説鉄腕アトム』河出書房新社、2003年、pp.116-117
- ^ 金田益実「手塚治虫と特撮テレビ」『特撮ヒーローBESTマガジン』講談社編、講談社、2009年、pp.32-33
- ^ 「栄光よいま一度!装い新たに“ナツメロ・アニメ”」『サンデー毎日』1980年9月28日号
- ^ a b 「鉄腕アトムアニメ化」『アニメージュ』1980年8月号、徳間書店、p.80。手塚治虫コメント
- ^ 草川昭『アトムの子らは荒野をめざす テレビ・アニメ20年史』立風書房、1981年、pp.21、30
- ^ 土屋新太郎『キャラクタービジネス その構造と戦略』キネマ旬報社、1995年、p.78
- ^ a b 『図説鉄腕アトム』森晴路、河出書房新社、2003年、p.129(「原作者手塚治虫おおいに語る」『マイアニメ』1982年2月号、秋田書店)。原文では「M製菓」。
- ^ 「奇跡的によみがえる鉄腕アトム 手塚治虫の超能力」『サンデー毎日』1973年1月14日号、pp.139-141
- ^ 畠山兆子、松山雅子「第1章『鉄腕アトム』物語の放送形態」『新版 物語の放送形態論 仕掛けられたアニメーション番組』世界思想社、2006年、p.41(『毎日新聞』1966年2月24日付に基づく)
- ^ シスコ ジェッターマルス リクエストチョコレート 包装紙 青 まんだらけ公式サイト内 2023年6月18日閲覧
- ^ 森晴路『図説鉄腕アトム』河出書房新社、2003年、p.125
- ^ 「鉄腕アトム(新)」『TVアニメ25年史』アニメージュ編集部編、徳間書店、1988年、p.103
- ^ 小黒祐一郎 アニメ様の七転八倒 第7回 25年前の『鉄人28号[新]』(『新・鉄人』あれこれ[1]) WEBアニメスタイル (2005年3月9日) 2023年12月10日閲覧
- ^ 商標出願昭55-007563 特許情報プラットフォーム 2023年6月18日閲覧
- ^ 商標出願昭57-057196 特許情報プラットフォーム 2023年6月18日閲覧
- ^ 商標出願昭54-019535 特許情報プラットフォーム 2023年6月18日閲覧 ※「商標登録1537641」をクリック
- ^ 商標出願昭53-007566 特許情報プラットフォーム 2023年6月18日閲覧 ※「商標登録1566178」をクリック]
- ^ a b 「テレビ・プライムタイム 系列別 提供スポンサー・扱代理店一覧表 日本テレビ」『企業と広告』チャネル、1982年1月号、ノンブルなし。 NDLJP:2852986/43
- ^ 『鉄腕アトムと共に生きて―声優が語るアニメの世界』(さきたま出版会 2015年7月1日刊)p215にて清水が証言している。
- ^ 森晴路『図説鉄腕アトム』河出書房新社、2003年、p.128
- ^ 主に後楽園球場主催の巨人戦中継。地方球場でのデーゲーム録画中継の日には本作は休止にはならず、19:30からの30分遅れで放送されていた。
- ^ 手塚眞『天才の息子 ベレー帽をとった手塚治虫』ソニー・マガジンズ、2003年、p.117
- ^ a b 第47話より
- ^ モデルは原作版の青騎士で、それをモチーフにした覆面をつける描写もある。
- ^ 侵略者の拠点要塞に突入する直前、アトムに「お前の友達が俺の友達になるのかどうかは知らん、だがそう断言するお前が俺の弟であることだけは確かだ」と語っており、アトムはアトラスの特攻後、彼の壮絶な生き様への敬意を込めて「兄さん!」と絶叫している。(第43話)
- ^ 第5話で事故死した描写だったが生きており、当話にて、アンチ・プロトン砲を入手するためにリビアンを拉致、昔のようにメイド服を着せて侍女扱いしてアトラスの感情を逆なでする。リビアン回収後、クリスタルから放射された赤い光線で粛清された。
- ^ アトラスの心境の変化を認め、「生きるも死ぬもあなたと一緒」と本心を吐露する。アトラスが彼女の意思を受け入れ、心を開いた時、アトム、アトラス、リビアン三者の両眼が点滅している。(第43話)
- ^ ロケット筐体に СССР(Союз Советских Социалистических Республик/ソビエト社会主義共和国連邦)と記名がある
- ^ 原作・第1作に準じる形だが、従前のこれらとはことなり、回転軸を水平にしての飛行に移ることはせず、いわば常にヘリコプターのように飛ぶ。カラー映えのするダイナミックな演出を伴うものだが、一方で「空中機動時に行動・機動に制限がかかる」ということにもなり、後半に戦う(原作・第1作でもその事を指摘したヘラクレス以外にも)アトム・エプシロンとの戦いでウィークポイントにされる。第3作では背負式のジェットリフターとなり、この様な飛行スタイルを取るのは本作のみである。
- ^ これは第1作同様の流れだが、第1作では「アトムが岩を持ってきて、彼が放り込む」という、「アトムが直接放り込んでも大差ないのではないか」という体勢だったのに対し、本シリーズでは「空中で釣合い状態でホバリングできるアトムがカルデラの広い火口の上空に待機し、そこへ彼が岩を運んでくる」というようになっている。
- ^ 火山の噴火を止めた後、「アトム、俺は生まれて初めてこんな事をした」とアトムに心情を吐露する。自分を肯定するようアトムは促すが、サルタンに戦闘を命じられ「アトムとは戦わない。アトムは立派なロボットだ」と、命令を拒否。「アトムと戦うなんて俺の恥だ」と理由も述べている。
- ^ 遙かなる火の山のもとに、大地の亀裂と、めくるめく雲海の底に、砕け散り消え去ったプルートウよ、我と我が生きるべき道を、躊躇いも疑いも恥じらいも憎しみもなく、ひたすら全うして消えていった、モンブランよ、ノース2号よ、ブランドーよ、ゲジヒトよ、ヘラクレスよ、エプシロンよ、愚かにも飽くなき権勢欲と支配欲を翳して、仮り初めの命を創造し、もの当てで滅ぼした人間たちを、彼らはいつ、裁くのだろうか。
- ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1981年12月号、徳間書店、112 - 113頁。
- ^ 『河北新報』1980年10月1日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1980年10月1日付朝刊、テレビ欄。
- ^ (株)テレビ新潟放送網『写真でつづる テレビ新潟10年のあゆみ』(株)テレビ新潟放送網、1991年11月、29,34頁。
- ^ 『福島民報』1981年4月30日付夕刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1981年10月14日付夕刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1981年11月27日 - 1982年5月14日付夕刊、テレビ欄。
- ^ 『北日本新聞』 1980年10月9日付 - 1982年6月16日付各朝刊テレビ欄より。
- ^ a b 『北國新聞』1981年4月24日日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『信濃毎日新聞』信濃毎日新聞、1980年10月3日付のテレビ欄。
- ^ 『北日本新聞』1981年6月4日付朝刊、テレビ欄。
- ^ “オリジナル・カラー版 「鉄腕アトム」Blu-ray Special Box下巻、本日発売!”. 手塚プロダクション (2014年3月12日). 2016年11月27日閲覧。
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