選挙ステーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/14 09:55 UTC 版)
演出
久米や古舘の各時期のスタイルなどもあり、硬い選挙特番のなかでも所々で久米・古舘流の其々の個性をそのまま演出としていた。
オープニングにはアニメーションを使用して、さながら総合格闘技のようにみせたり(1998年参院選)、ラグビーの試合のように見せた(2000年衆院選)こともある。
1998年参院選の際は、番組冒頭での各地の投票状況中継リポーターが全員女性だったため、久米が「ぶっちゃけた話、3人目が好みです」とスケベ親父丸出しで3か所目の大阪を担当したABCアナウンサー関根友実を好きなタイプとして挙げた。
古舘が初めて参加した2004年参院選の際は、元同僚・小宮との古巣での久々の共演となったため、冒頭のトークにて「いやー、なんか変な感じですよねぇー。テレビ朝日の旧局舎のアナウンス部、本当に懐かしい限りですよねー」と局アナウンサー時代の想い出を述べた。対する小宮も「そうですよねぇー。懐かしいです」と相槌を打った。
2005年衆院選の際は、投票終了時刻の20:00を迎えた同時に六本木ヒルズのテレビ朝日社屋外観を使用し、出口調査から分析した獲得予想議席数を発表した。また、与党の議席割合が焦点になった2014年衆院選と2016年参院選では、議席予測を色付きTシャツの人数で表現した。
2019年参院選の際は、当時同局で放送中だった『世界水泳』のパロディとして、各党党首を模したCGキャラクターが競泳をするアニメーションを使用して出口調査の発表を行った。
出演者
以下の情報は、全て『選挙ステーション2022』のもの。☆印はテレビ朝日アナウンサー。
- MC[10]
- コメンテーター
- 藤川みな代(テレビ朝日政治部長)
- 開票キャスター
歴代の出演者
放送年 | メインキャスター | サブキャスター | 開票キャスター | コメンテーター | |||
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1986年 | 久米宏 | 小宮悦子 | 小林一喜 | 萩谷順 | |||
1989年 | 福岡政行 | ||||||
1990年 | 内田健三 | 猪口邦子 | |||||
1992年 | 福岡政行 | ||||||
1993年 | 田原総一朗 | 内田健三 | 和田俊 | ||||
1995年 | 岩井奉信 | ||||||
1996年 | 渡辺宜嗣 | 佐藤紀子 | 石井苗子 | ||||
1998年 | 渡辺真理 | 菅沼栄一郎 | 福岡政行 | ||||
2000年 | 福岡政行 | ||||||
2001年 | 渡辺真理 | 田原総一朗 | 矢野絢也 | ||||
2003年 | 渡辺真理 | 角澤照治 | 福岡政行 | 田中康夫 | |||
2004年 | 古舘伊知郎 | 角澤照治 | 金子勝 | ||||
2005年 | 福岡政行 | ||||||
2007年 | 河野明子 | 星浩 | 田勢康弘 | ||||
2009年 | 赤江珠緒 | 山口豊 | 市川寛子 | 田崎史郎 | |||
2010年 | |||||||
2012年 | 小川彩佳 | 山口豊 | 田崎史郎 | 藤岡信夫 | |||
2013年 | 後藤謙次 | 田崎史郎 | 藤岡信夫 | ||||
2014年 | 藤岡信夫 | ||||||
2016年 | 富川悠太 | 藤川みな代 | 木村草太 | ||||
2017年 | 小川彩佳 高島彩 長野智子 |
平石直之 | 八木麻紗子 | 中丸徹 | |||
2019年 | 徳永有美 | 小木逸平 | 竹内由恵 | 後藤謙次 | |||
2021年 | 大越健介 | 大下容子 | 渡辺瑠海 | 藤川みな代 | 後藤謙次 | ||
2022年 | 大下容子 小木逸平 |
板倉朋希 | 藤川みな代 |
放送年 | 討論の司会 | 司会 | |
---|---|---|---|
1989年 | 田原総一朗 | 渡辺宜嗣 | 田丸美寿々 |
1990年 | |||
1992年 | |||
1993年 | |||
1995年 | 宮崎緑 | ||
1996年 | |||
1998年 | |||
2000年 | 丸川珠代 | ||
2001年 | |||
2003年 | 長野智子 | ||
2004年 | |||
2005年 | |||
2007年 | |||
2009年 | |||
2010年 | |||
2012年 | 村上祐子 | ||
2013年 | (制作されず) | ||
2014年 | |||
2016年 | |||
2017年 | 田原総一朗 | 渡辺宜嗣 | 村上祐子 |
注釈
- ^ 毎日新聞縮刷版にて「デ」を確認。
- ^ 各局の地元選挙情報のため終了時間が異なる場合もある。この場合、テレビ欄の「怒涛の○時間○○分」の表記が変わる(時間が違うのに表記がそのままの局もあった)。
- ^ テレビ朝日現社屋移転後初の放送で、この回からハイビジョン制作、BS朝日のみハイビジョンで放送。
- ^ 中継リレーのリポーターとサブキャスターの双方を務めた唯一の出演者である。
- ^ 小川は、その後に裏の選挙特番の進行役を務めた。
- ^ 初期は北からで北海道→名古屋→大阪→福岡→東京の五大都市圏の順だったが、1996年10月20日投開票第41回衆議院議員総選挙の際、琉球朝日放送の開局後初の国政選挙となる事から、久米宏の提案で「気分がてら、ちょっと変えてみようか」として南からに変更になった。
- ^ なお、他の在阪民放各局も国政選挙の開票特番は基本的に深夜帯を除いて関西ローカルの内容にほぼ差し替えている。
- ^ いずれも日本テレビ制作の「zero選挙」を放送。
出典
- ^ 番組公式 Web の記載による(2012年11月27日時点)。翌0:30までが第1部、それ以降が第2部となる。
- ^ 選挙STATION 番組公式 Webページ 2013年7月3日閲覧
- ^ 池上流で衆院選特番民放トップ視聴率11・6%(スポーツ報知 12月16日(火)7時6分配信)
- ^ "衆院選議席予想 TV各局大ハズレの異常事態 自民261をフジ230、NHK212~253". デイリースポーツ. 神戸新聞社. 1 November 2021. 2021年10月27日閲覧。
- ^ テレ朝『選挙STATION』報ステキャスターに加え高島彩&長野智子も参戦(マイナビニュース 2017年10月10日配信)
- ^ "テレ朝選挙特番 MCは大越健介氏と大下容子アナウンサー". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 18 October 2021. 2021年10月24日閲覧。
- ^ 報道STATION+土日ステ [@hst_tvasahi] (2021年11月1日). "【甘利氏苦戦の背景に"公明党"影響か】". X(旧Twitter)より2024年6月8日閲覧。
- ^ [1]
- ^ 第148回全英オープンゴルフ放送予定
- ^ “番組紹介|選挙ステーション2022|テレビ朝日”. テレビ朝日. 2022年7月12日閲覧。
固有名詞の分類
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