遊☆戯☆王5D's 海外版

遊☆戯☆王5D's

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/12 03:55 UTC 版)

海外版

本作はこれまでの作品に比べて異例の速さで、海外版が制作され[38]、台湾・韓国・アメリカ・イタリア・ドイツでの放送が行われた。これまでのシリーズでは日本で発売されたカードを元に作画されていたが、2年目より表現規制を施した海外版カードを元にしている。

英語版の放送を行っている4kidsチャンネルでは、子供に悪影響を与える恐れがあると判断し過激な描写に対する表現規制に加え、本筋のストーリーやキャラクター設定そのものが変更されている。フォーチュンカップ編はこれまでの作品に比べ規制の対象となる描写(サテライト住人に対する差別的な発言や、鷹栖やセキュリティが行った拷問、ダークシグナー達が最初に死亡するシーンなど)が多く、そうした例が顕著である。アルカディアムーブメントが主軸となる第36〜41話は、ネット放送や年齢制限制のアダルトタイムでの放送という措置が取られた。48話で4kidsチャンネルでの放送は打ち切られ、長期的な放送休止となった。2009年12月に放送が再開されたが、4kidsチャンネルでの放送は長らく休止となり、4KidsTVビデオポータルサイト「4kidstv.com」でのネット放送が主となった。地上波での放送は48話から64話までをカットし、2010年から65話から「YU-GI-OH!5D's ROAD TO DESTINY」として再開された。WRGP編では118話から129話(チーム太陽・ラグナロク戦)がカットされ、WRGP決勝の136話で放送が終了する。物語は、アポリアの敗北によってアーククレイドルの出現を防ぐことができ、全ての計画が失敗に終わったゾーンが絶望の末に死亡するという結末へと大幅に変更された。ブルーノは記憶を取り戻さず、シェリーも異次元から帰ってこないなど伏線も回収されないままとなった。以降の話は放送されておらず、翌週からは遊戯王ゼアルの海外版が放送開始されている。

イタリア・ドイツ版は北米版を元に製作された作品を放送しているが、ドイツ版の2年目以降は日本語版を元に暴力表現を除いた作品が放送されており、イタリア版ではOPやカードの表記などが独自のものに変えられている。

日本版からの変更点

フォーチュンカップ
  • ラリーがパーツを盗むエピソードが正当な購入品となり、牛尾の言いがかりに変更。
  • サテライトに学校が存在し、遊星・クロウ・ジャックの三人は同級生という設定が追加。
  • シティの人間がサテライト住人を見下す差別的な台詞が全てカット。
  • サテライト脱出のさいに怪我が原因で遊星は記憶喪失となり、フォーチュンカップまで記憶が戻らない。
  • 刑務所の取り調べで鼻毛を吹きかける描写、遊星の裸および電流での取調べが削除。
  • 前々作の城之内に似ているモブキャラクターに彼の子孫である設定が追加。
  • アルカディアムーブメントの表向きの活動がセキュリティに対するレジスタンス組織となり、アキは正義のために行動している。
  • アキが水着で検査を受ける場面で頭以外が光で隠される。
ダークシグナー
  • 撃たれた不動博士が血を流すシーンがカット。
  • 鬼柳がナイフでセキュリティを刺した描写がカット。刑務所で鬼柳が暴行を受ける描写がカット。
  • ボマーが首を吊られ死亡するシーンから首吊り糸が削除。ミスティが転落死するシーンが削除。カーリーが地面に落下し死亡するシーンが削除。
  • トビーが電流で死亡するシーンが削除。
  • ルドガーが切り落とした腕が映るシーンが全て削除。レクスが義手を外しルドガーの腕を付け直すシーンを削除。
WRGP
  • プラシドの身体が切断される描写を削除。
  • インフェルニティ・ガンマン、リベンジャー、リローダーの銃が削除および玩具のような絵に変更。
  • チーム・ユニコーンのデッキ破壊戦術が「デュエリストに相応しくない戦い方」として描かれ登場人物達の反応が否定的な台詞に変更。ラストはジャンがデッキ破壊戦術を恥じてライフを攻撃する動機付けに変更。
  • チーム・ラグナロクが登場せずチーム太陽戦が全部削除。
  • WRGPでのアポリア戦で物語が終了。遊星たちの勝利により、アポリアの計画は失敗し、アーククレイドルの出現は阻止される。ディヴァインがイリアステルの歴史介入を阻止していた設定が追加され、ゾーンは全ての計画が失敗に終わり絶望の末に死亡。シェリーは異次元に消えたまま帰ってこず、ブルーノはアンチノミーとしての記憶を取り戻さず、遊星たちと敵対することなく生存。



  1. ^ 遊戯王5D's SOUND DUEL 03 ブックレット。
  2. ^ a b 高橋和希著『DUEL ART 遊戯王イラスト集』(集英社、2012年3月15日)125頁。
  3. ^ Vジャンプブックス編集部著『遊戯王 10th Anniversary Animation Book』(集英社、2010年1月21日)135項
  4. ^ 高橋和希著『遊☆戯☆王 文庫版21巻』(集英社、2008年3月18日)あとがきより
  5. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(集英社、2011年3月15日)12-34頁。
  6. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(集英社、2011年3月15日)174頁。
  7. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(集英社、2011年3月15日)12頁。
  8. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(集英社、2011年3月15日)158-165頁。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l 本編1話。
  10. ^ a b 本編65話。
  11. ^ 本編75話。
  12. ^ NDS用ソフト『遊☆戯☆王5D's World Championship 2009』のゴドウィンの部屋などで確認できる。アニメのサブタイトル背景では第143話から追加。
  13. ^ 遊戯王5D's デュエルワンポイントレッスン Turn143 「シグナーとドラゴン」」『KONAMI』2011年1月12日
  14. ^ a b c 本編13話
  15. ^ a b 本編2話。
  16. ^ 本編20話。
  17. ^ 本編3話。
  18. ^ a b c d e 本編6話。
  19. ^ 本編30話。
  20. ^ a b c d e f 本編27話。
  21. ^ 本編137話。
  22. ^ Vジャンプブックス『遊戯王 10th Anniversary Animation Book』(集英社、2010年1月21日)98項
  23. ^ a b c d 本編86話。
  24. ^ a b c 本編96話。
  25. ^ ツイッター 小野勝巳@katsu ono」『Twitter』2011年2月23日
  26. ^ 2009年11月14日に、同名のパックである「ABSOLUTE POWERFORCE」が発売された。今までにパック名と同名のカードが収録されたことはあったが、特定のモンスターの攻撃名がそのままパック名に使用されるのは今回が初である。
  27. ^ 遊戯王5D's デュエルワンポイントレッスン Turn113「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」『KONAMI』2010年6月10日
  28. ^ 「クロウvs甚兵衛」戦では「黒き旋風よ」と発言していた(この台詞は本来はクロウの初期のエースモンスターである「BF-アーマード・ウィング」のもの)。
  29. ^ 英語版アニメでは、効果がOCG版に戻った後は「ブラック・オーブ・バースト」に名称が変わっている。
  30. ^ 「龍亞vsミシェル」戦でのみ「地球の平和を守るため」と言っていた。
  31. ^ 「遊星vsZ-ONE」戦では「世界の平和を守るため - 」と言っていた(本来はパワー・ツールの台詞である)。
  32. ^ 計算結果はマイナスである必要があるため、ダークチューナーは最上級モンスターが多い。
  33. ^ Vジャンプ編集部著『遊戯王 10th Anniversary Animation Book』(集英社、2010年1月26日)132項。
  34. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(集英社、2011年3月15日)130-131頁。
  35. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(集英社、2011年3月15日)158-160頁。
  36. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(集英社、2011年3月15日)138頁。
  37. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(集英社、2011年3月15日)162頁。
  38. ^ 「遊戯王5D's」 今夏米国カートゥーンネットワークで放映開始」『アニメ!アニメ!』2009年05月12日
  39. ^ 谷丙午、間瀬真生、渡辺篤弘、塚田雄一郎、安澤義明の五名
  40. ^ a b OPクレジットには記載されていない
  41. ^ 「DTカタストローグ」は番組冒頭の「今週の注目カード」にて紹介され、「DTカオスローグ」はテレビ東京の公式サイトにて紹介された。
  42. ^ 最終回1時間スペシャル
  43. ^ 1日2話放送だったため本放送中には公開されず、公式HPの「今週の最強カード」のコーナーで公開された。また、放送終了後、次回のキーカードが表示されるシーンでは「スターダスト・ドラゴン」が登場している。
  44. ^ 2011年3月26日までは、土曜 6時00分 - 6時30分に放送。
  45. ^ 2011年5月1日までは第102話まで放送。5月8日から第130話以降を放送
  46. ^ 2011年3月27日までは朝の時間帯で放送されていたが、3月31日からは、ネット局で唯一の深夜放送となった。
  47. ^ 第96話をもって打ち切り。
  48. ^ 第95話をもって打ち切り。
  49. ^ 2011年9月28日までは水曜 19時00分 - 19時30分に、2012年3月29日までは木曜 18時30分 - 19時00分に放送。
  50. ^ ツイッター 小野勝巳@katsu ono」『Twitter』2011年3月30日
  51. ^ 音楽CD『遊☆戯☆王ファイブディーズ SOUND DUEL 01』に関するお詫びとお知らせ」『マーベラスエンターテイメント』2008年11月17日
  52. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(2011年3月15日)59頁。
  53. ^ a b Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(2011年3月15日)84頁。
  54. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(2011年3月15日)83頁。
  55. ^ a b Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(2011年3月15日)85頁。
  56. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(2011年3月15日)86頁。
  57. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(2011年3月15日)70 - 71頁。
  58. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(2011年3月15日)70頁。
  59. ^ Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(2011年3月15日)72頁。
  60. ^ コナミ遊戯王5D's モンスターフィギュアコレクション第1弾商品概要
  61. ^ コナミ遊戯王5D'sモンスターフィギュアコレクション第2弾商品概要
  62. ^ a b コナミ遊戯王5D's トイシリーズデュエリングデータリーダー、データフィギュア商品概要
  63. ^ コナミ遊戯王5D'sトイシリーズデュエリングアクションフィギュア商品概要






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