自動販売機 構成と制御

自動販売機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 06:05 UTC 版)

構成と制御

広くとられたコインの投入口
低位置にもボタンがある例
復刻された1940年代型の瓶用自動販売機(合羽橋道具街通り、2009年5月9日撮影)
瓶を引き出すタイプの自動販売機
ギフト用の花

構成

『大日本百科全書』では、自動販売機の構成は、金銭装置指示装置(制御装置)、貯蔵・加工装置販売装置からなると説明されている[3]。自動販売機は商品を現金で購入する形式のものが大多数であるが、Suicaなどの交通系ICカードで買い物が可能になって以降は、さまざまな種類の電子マネーで購入することが可能な自販機が急増している。自販機を破壊して内部の現金(および商品)を強奪する事件も起きているため、被害対策として逆に現金で購入することができない仕様の自販機もある。また、クレジットカード(およびデビットカード)の使用が可能な自販機もある。

  • 金銭装置:挿入された通貨の真偽判別や金種選別を行い、金額を計数し、必要に応じて釣銭を出す装置。「自動販売機の心臓部分」とも。硬貨はその直径・厚み・重量・材質などをチェックし、紙幣は縦横寸法などの外形的要素と肖像・模様・すかし・印刷インキの色などを組み合わせて総合判別すると説明されている。カードの場合は、カードの照合判別、金額確認を行う[3]
  • 指示装置:押ボタンで商品を選択すると、その販売指示を出す[3]
  • 貯蔵・加工装置:商品を貯蔵し、必要に応じて調理などの加工を行う[3]
  • 販売装置:指示装置から出された販売指示を受けて、選択された商品を「取出し口」へ送り出す[3]

『自動販売機20年史』では、自動販売機の基本的な機能(およびそれを荷うユニット)としては主に次のものから成る、と説明されている[33]

  • セレクター」(「アクセプター」「正貨受入」とも)や「リジェクター」(「偽貨排除」ともいう):投入硬貨の真偽をチェックし貨幣の種類を判別する[33]
  • チェンジャー」:投入硬貨の係数や販売信号の発信、釣銭の排出などを行う[33]

金銭装置

自動販売機に内蔵した紙幣識別装置や硬貨選別装置が検知して紙幣や硬貨の真偽を判別する[5]

コインの投入口には縦の機種と横の機種が混在しており、飲料自販機やたばこ自販機は横のものが多く、乗車券自販機は縦のものが主流となっている[5]

1999年頃から偽造・変造五百円硬貨が問題になり(大韓民国ウォン#日本における変造500ウォン硬貨問題参照)、2000年に基本的な図柄はそのままで材質の変更を行い、2021年11月1日から3層の新500円玉硬貨が導入された[34]

なお、2010年代終盤あたりからは、機械に衝撃を与えて機器を誤作動させ、釣銭を盗み出す新手口の窃盗も相次いでいた[35]

一方、キャッシュレス決済には、磁気カードによるプリペイド方式、ICカードによる電子マネー方式、QRコード決済・バーコード決済などのコード決済方式があるほか、非接触型のICチップを内蔵した携帯電話によるキャッシュレス決済(モバイルベンディング)を導入している機種もある[5]。特に煙草の自動販売機では、年齢認証つきの電子マネー専用とすることで、20歳未満への販売を防止できる効果もある。

中国では2010年代後半になり(有人販売だけでなく)自動販売機も急速なキャッシュレス化が進み、現金を受け付けない自動販売機も増えた。

販売装置

缶・ペットボトル飲料自動販売機

本体部・商品棚の後ろ側には商品のストックが入っている。コインを入れボタンを押せば内部の電磁コイルなどが通電し、商品を出す。また、下にベルトをつけ、一度落下させた商品を上に持ってくることで取り出しやすくした自動販売機も存在する。

瓶飲料自動販売機

缶飲料同様の自動販売機も存在する。仕組みは缶飲料の自動販売機とほぼ同じだが、ペットボトル同様詰まりやすいという欠点を持っていた。缶と異なり、瓶が横方向に滑るように落下するのではなく、買い手の手前方向に落下する。

汎用型自動販売機

パン類や菓子類の自動販売機の場合、前面がショーウインドー状になっておりスイッチを押すと選択した商品の載った渦巻状のラックが回転し商品を前方の取出口に落下させるスパイラル式のものがある。ほかにもバケットが受け取りに向かい、バケットにコンベア上の商品を掻き出すものもある。これらは汎用性が高く、パン類や菓子類以外にも使用される。特異な例としては入院着というものもある。

瓶飲料自動販売機

近年ではあまり見かけないが、コインを投入し、買い手自らストックされた瓶を引き出す構造のものもある。金銭を投入することにより、金額に達した商品のロックが外れ、引き出せる構造になっている。缶飲料が普及する以前は、飲料の販売機はこの形式が主流だった。瓶の栓抜きが販売機前面に固定されており、瓶の王冠を引っかけ、てこの原理で瓶を下げることにより、王冠が外れる仕組みである。また外れた王冠は、自動的に王冠のホルダーに落下する仕組みとなっている。

円盤に商品が乗っているもの

構造は、数段の円盤上の棚に商品が並べられ、商品と商品との間は仕切り板で仕切られている。1つの円盤上には6〜8程度の商品が並べられ、回転ボタンを押すことにより商品が循環する仕組みとなっている。希望の商品が手前に来た時点で回転ボタンを放し、扉を開け、希望の商品を取り出す仕組みである。大衆食堂や、ドライブイン、学生食堂、社員食堂などでは、おかずやおつまみの販売、鉢植えの花などの販売に用いられている。

コインロッカー型の物

農作物の無人販売スタンドなどでは、前面の扉を透明な樹脂にしたコインロッカーのようなキャビネットを設置し、内部に商品(野菜や果物、鶏卵など)を入れ「利用料金を支払って施錠する」コインロッカーとは逆転の発想をした「代金を支払うことによって商品を取り出せる」料金徴収方法をとっている。ただし、支払い以前に商品を手にとって鮮度を確認することはできない。

制御

第1世代
1970年代初頭の缶飲料自動販売機は、缶飲料の冷却、投入された硬貨の識別、商品の搬出など基本機能をこなすのみでリレーシーケンス制御が主流だった[36]。硬貨選別機の入出力信号をもとに本体制御部が商品を搬出する単純な構成だったため、複数の価格帯の設定には限界があった[36]。また、販売数の計数には電磁カウンターしか使用できず、自動販売機を扱うユーザーはカウンタ値を目視で読み取って紙に書き写す必要があった[36]。なお、1970年代の第1世代の缶飲料自動販売機は紙幣に対応しておらず使用できなかった[36]
第2世代
家電製品へのマイコンの搭載が進み、1978年頃からは自動販売機でもリレーシーケンス制御からマイコン制御に移行していった[36]。第2世代の自動販売機は一つのマイコンで自動販売機全体を制御する方式だったが、自動販売機の大型化や多セクション化が可能となり40以上の商品を扱うことが可能になった[36]。販売数量の管理も電子カウンタで記憶できるようになり、プリンタで印刷することも可能になった[36]
第3世代
自動販売機の大型化や機能の増加が進んだが、一つの制御ボックスへの配線の集中は設計や組立の障害になった[36]。また、第2世代の自動販売機は一つのマイコンで自動販売機全体を制御していたため、一部の仕様変更や制御対象の増減であってもマイコンのハードウェア・ソフトウェアの全体の変更が必要となるため開発効率の低下が問題になった[36]。1986年に自動販売機の分散制御システムが開発され業界の標準となった[36]。分散制御方式では一つのマスタ(主制御部)と複数のスレーブ(端末)からなり、各スレーブにはコインメカニズム、ビルバリデータ(紙幣識別機)、商品搬出機構制御、冷却加温制御、プリンタ、販売情報収集端末などがある[36]
第4世代
分散制御方式をベースに高速シリアルバスやJavaプラットフォームなど新技術の導入が行われている[36]

注釈

  1. ^ 飲料自動販売機国内第1位である富士電機の自動販売機(を始めとした食品系電気機器各種)の製造拠点である三重工場がある。
  2. ^ 近年[いつ?]運転免許証を翳すなどして、20歳以上であることの証明が求められる機能が搭載されている。
  3. ^ 完成された状態で出てくるタイプの自販機には卵・ネギ・天麩羅・肉・ナルト・チャーシュー・コーンなどを別料金で追加できる機能を備えた機種もある。
  4. ^ 郵政民営化が廃止理由かどうかは不明。
  5. ^ 一部の酒類用自販機ではタスポで成人者識別できるようになっている機能を装備している物もある。
  6. ^ いつ、何処の誰が何の酒を幾つ購入したのかが詳細に記録される機能を持つ機種も存在するという。
  7. ^ 電子タバコは単体では使用できず「カートリッジ」と呼ばれる本体が必要であり、その本体が数千円する高価な物であることから防犯上において自販機での取り扱いができないため、通常はコンビニなどにおいて店員との対面販売で購入することが一般的である。

出典

  1. ^ 黒崎 (2012), p. 1.
  2. ^ 日本意匠分類 分類定義カード J5 自動販売機及び自動サービス機 (PDF) (Technical report). 特許庁. 2021年6月1日. p. 1. 2023年7月8日閲覧
  3. ^ a b c d e f g h 小学館『日本大百科全書』「自動販売機」。佐渡勝利 執筆。
  4. ^ 手動式自動販売機 DF-8 取扱説明書. 株式会社ダイト. (2019-11-29). https://www.daito-inc.co.jp/wp-content/uploads/2017/02/DF_8A_manual_07.pdf 2023年7月8日閲覧。 
  5. ^ a b c d e f g h よくあるご質問”. 日本自動販売システム機械工業会. 2023年3月17日閲覧。
  6. ^ a b c d e 『自動販売機20年史』 (1983), p. 20.
  7. ^ a b c d 樋口義弘 著「飲料自動販売機技術発展の系統化調査」、産業技術史資料情報センター 編『技術の系統化調査報告』 7巻、国立科学博物館、2007年3月30日、71-121頁https://sts.kahaku.go.jp/diversity/document/system/pdf/026.pdf2021年1月28日閲覧 
  8. ^ a b c 『自動販売機20年史』 (1983), p. 19.
  9. ^ 『自動販売機20年史』 (1983), p. 26.
  10. ^ a b 次代に継がれるものづくり 第2回 -「自動」を生んだ創造力 ヤマザキマザック、2017年5月19日閲覧
  11. ^ 『自動販売機20年史』 (1983), p. 21.
  12. ^ 『自動販売機20年史』 (1983), p. 22.
  13. ^ 『自動販売機20年史』 (1983), p. 23.
  14. ^ 「東京・上野両駅に入場券の自動券売機登場」『東京朝日新聞』1925年4月25日夕刊(大正ニュース事典編纂委員会 『大正ニュース事典第7巻 大正14年-大正15年』本編p.479 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  15. ^ 「アメリカあれこれ ロボット販売機の話 小銭文明の味気無さ」『朝日新聞』1951年(昭和26年)10月21日3面
  16. ^ 『自動販売機20年史』 (1983), p. 5.
  17. ^ 平成2年 国民生活白書 人にやさしい豊かな社会 第II部 技術と生活
  18. ^ a b c もはや100円でも売れない……自販機不況に活路はあるか? - 1 / 2 Business Media 誠 2009年11月19日
  19. ^ 金木 (2014), p. 150.
  20. ^ 「現金お断り」の格安自販機 JR東が不振打開へ一石 日本経済新聞 2015年8月10日
  21. ^ ユニバーサルデザイン機”. ジャパンビバレッジホールディングス (2018年). 2023年9月24日閲覧。
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  23. ^ 日本標準商品分類”. 総務省統計局. 2022年5月23日閲覧。
  24. ^ 「おさかな自販機」 旬の海産物を冷凍で 天草市の加工会社|熊本日日新聞社”. 熊本日日新聞社 (2022年5月17日). 2022年5月17日閲覧。
  25. ^ 「モツの自販機」福岡に登場 ミノや腸が手軽に買える「ちょいもつ!」のねらいを聞いた”. ねとらぼ. 2022年5月17日閲覧。
  26. ^ iPod、自販機でも販売中 - ITmedia ニュース、2005年10月24日
  27. ^ ナリナリドットコム. “「上海ガニ自販機」に世界も注目、紹介した日本のニュース映像も話題に。”. 2010年10月26日閲覧。
  28. ^ FNNニュース:東京・霞ヶ関駅に日本初のカットリンゴの自動販売機が登場
  29. ^ 自販機で本格派の印鑑 毎日jp 2013年9月6日閲覧。
  30. ^ 中川竜児「世界に広がる物語の「自販械」」『朝日新聞』、2023年3月19日、GLOBE、G1。
  31. ^ 日本初のとろみボタン付き「カップ式自動販売機」で嚥下補助”. 介護健康福祉のお役立ち通信 (2018年). 2023年9月24日閲覧。
  32. ^ 撤廃進む酒自販機 18万台→1万台に 90年代から激減”. 食品新聞 (2022年12月27日). 2023年1月4日閲覧。
  33. ^ a b c 『自動販売機20年史』 (1983), p. 127.
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  35. ^ 【独自】自販機荒らし 新たな手口…10都県 衝撃で誤作動 釣り銭盗む 読売新聞 2019年12月31日
  36. ^ a b c d e f g h i j k l 槙田幸雄、福井一夫「自動販売機の情報・制御技術の変遷」『電気学会誌』第125巻第6号、一般社団法人 電気学会、2005年、360-363頁。 
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  39. ^ 「CLUB DYDO」ポイントの「DyDo Smile STAND」移行について(2017.1.31 ダイドードリンコ)
  40. ^ CLUB DYDO|ダイドードリンコ
  41. ^ 「Tポイント」が貯まる「Tポイント自動販売機」を展開(2011.11.28 キリンビバレッジ
  42. ^ マチナカのSuica飲料自販機でも、Suicaポイントが貯まります!(2012.9.24 JR東日本ウォータービジネス PR TIMES)
  43. ^ [https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000011877.html 貯めたポイントでプレゼントが貰える! “世界初”スマートフォン向けアプリと飲料自販機がコラボレーション 「TenTenポイント」キャンペーンが�11月15日(土)より大阪限定でスタート](2014.11.14 テンテン株式会社 [1]/PR TIMES)
  44. ^ あなたとつながる自販機で、「毎日、明日が楽しみになる。」DyDoから新サービス 「Smile STAND」登場!(2016.3.30 ダイドードリンコ)
  45. ^ [ 新デジタルマーケティングプラットフォーム「Coke ON」を発表](2016.4.7 日本コカ・コーラ)
  46. ^ 業界初!企業の「健康経営」をサポートする、自動販売機とスマートフォンを連動させたポイントサービス「サントリー GREEN+(グリーンプラス)」を開発(2016.7.26 サントリー食品インターナショナル)
  47. ^ 名鉄名古屋駅構内の飲料自動販売機★ミュースターポイント付与開始★(2016.9.1 名鉄産業)
  48. ^ 「LINE」を活用した新たな自動販売機サービス「Tappiness(タピネス)」を17年春より展開!(2017.1.19 キリンビバレッジバリューベンダー、LINE株式会社
  49. ^ 飲料自動販売機で WAON ポイントサービス開始「1本1ポイントプレゼント」 (2017.9.1 イオンディライト)
  50. ^ a b “災害対応型”自動販売機に切り替わるとき エキサイトニュース 2008年10月21日
  51. ^ 南海電気鉄道・防災の日プレスリリース (PDF)
  52. ^ 富士電機リテイルシステムズのプレスリリース (PDF)
  53. ^ 日本自動販売システム機械工業会「安全対策」
  54. ^ 自販機にある住所表示ステッカー。どのような経緯で?またいつから掲示されていますか?
  55. ^ 自動販売機が無線LANスポットになると? ITmedia ライフスタイル 2004/05/31
  56. ^ 【スコープ】自販機は見ている/足立区で犯罪抑止へカメラ内蔵 深夜でも表情まで鮮明『日本経済新聞』夕刊2018年8月27日(社会面)2018年9月9日閲覧。
  57. ^ a b 丸山直樹、岡本元秀、綾部拓也、石野裕二、滝口浩司「缶飲料自動販売機のピークシフト・ピークカット制御の最適化」『環境工学総合シンポジウム講演論文集』第125巻第6号、一般社団法人 日本機械学会、2009年、493-496頁。 
  58. ^ Maloney, Maggie (2019年10月17日). “モエ・エ・シャンドンの自販機がNYに出現!”. Harper's BAZAAR. 2021年1月24日閲覧。
  59. ^ 「屋外設置たばこ自動販売機の深夜稼動自主規制解除」について、全国たばこ販売協同組合連合会
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  61. ^ 大阪・泉佐野市 1台のたばこ自販機で15億円の税収 市は業者に1.5億円奨励金 産経新聞 2009年11月2日
  62. ^ たばこ税収入、自販機1台で15億円 市が「奨励金」 朝日新聞 2009年11月2日
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  64. ^ 2010年4月会社HP内プレスリリースより






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