白林寺 概要

白林寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/02 15:16 UTC 版)

概要

山号は東海山。

尾張徳川家附家老成瀬家ゆかりの寺院である。

歴史

1625年寛永2年)夏、尾張藩主徳川義直妙興寺より蘭叟紹秀を開山に、附家老成瀬正成のために建立した寺院であり、代々成瀬家の菩提所である[1][注 1]。寺領は100石。

1626年(寛永3年)、1814年文化11年)に自火焼失があるが、その都度再建される[2]。江戸期には歴代みな妙心寺に出世し、紫衣地であった[2]

1945年昭和20年)、名古屋大空襲により山門と御霊屋を残し焼失したが、元の地に再建され、戦災復興土地区画整理事業により墓地は平和公園に移動した。

白林寺墓地山頂に成瀬家墓地があり、巨大な墓碑が聳え立ち圧巻である。

尾張柳生家の菩提所でもある。

拝観など

一般拝観は行っていない。

所在地

  • 愛知県名古屋市中区栄3丁目25-18

アクセス

脚注

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参考文献

関連項目

外部リンク


注釈

  1. ^ 他に、千葉県の宝成寺もあり、犬山成瀬家以外も含めた菩提所となっている。

出典

  1. ^ 名古屋市 1915, p. 527.
  2. ^ a b 名古屋市 1915, p. 528.


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