王位戦 (将棋)
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インターネット配信
インターネット黎明期である1996年には、いち早く将棋棋戦のネット上での棋譜中継を王位戦(第37期)で行なっていた[17][18][19]。
主催者側の意向で、長らくテレビ中継は現時点で行われなかったが、2017年になってからインターネット配信が行われている。2016年までは、将棋のタイトル戦の中では唯一対局場の映像のインターネット配信が行われていなかった。代わりに1分ごとに両対局者の様子を自動撮影したスチル写真の自動配信が他棋戦に先んじて行われていた。また、大盤解説会の中継が行われたことはある[20]。
2017年からはAbemaTVが七番勝負を生中継している。2018年・2019年はニコニコ生放送でも生中継が行われた。
脚注
注釈
出典
- ^ a b 『将棋八大棋戦秘話』(河出書房新社)P.104
- ^ どうなる藤井2冠の「初手・お茶」、王位戦を伊藤園が特別協賛も…スポンサーはサントリー - スポニチアネックス 2021年2月2日(2021年2月2日閲覧)
- ^ 王位戦の冠名 第64期から「伊藤園お~いお茶杯」に変更 - 日本将棋連盟(2022年7月29日)
- ^ “女流棋士・奨励会員・アマチュアにおける 棋戦優秀者への対応について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2021年2月7日閲覧。
- ^ “フリークラス棋士の引退について|将棋ニュース|日本将棋連盟” (2010年7月14日). 2010年7月14日閲覧。
- ^ “将棋界の「師弟戦」はなぜ尊いのか、そのドラマを振り返る”. 文春オンライン (2020年2月29日). 2021年12月7日閲覧。
- ^ “藤井王位が誕生 最年少二冠に”. 2020年8月20日閲覧。
- ^ “藤井二冠記入、第4局1500万円 王位戦封じ手、入札締め切り”. 中日新聞. (2020年9月21日)
- ^ “<佐賀2021大雨>嬉野の和多屋別荘、大浴場浸水 別浴場で営業継続”. 佐賀新聞LiVE (2021年8月17日). 2022年4月21日閲覧。
- ^ a b “お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負第4局対局場変更のお知らせ”. 日本将棋連盟. (2021年8月16日)
- ^ a b “王位戦第4局は8月、佐賀県嬉野市で 昨年予定も豪雨で変更”. 西日本新聞. (2022年2月22日)
- ^ 「藤井新王将祝賀会」ダイジェスト(佐賀県上峰町「吉野ヶ里温泉ホテル卑弥呼の湯」)スポニチチャンネル2022年3月3日配信
- ^ “お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第4局延期のお知らせ”. 日本将棋連盟 (2022年8月13日). 2022年8月13日閲覧。
- ^ “王位戦8月嬉野開催 過去2年は直前に見送り”. 西日本新聞. (2023年2月21日)
- ^ 村上 大祐(佐賀県嬉野市長)2023年2月21日
- ^
- 『第37期王位戦第4局・最新の盤面』西日本新聞社(www.nishinippon.co.jp)。 オリジナルの1997年7月31日時点におけるアーカイブ 。
- 『王位戦第4局の棋譜解説』西日本新聞社(www.nishinippon.co.jp)。 オリジナルの1997年5月11日時点におけるアーカイブ 。
- 『第37期王位戦第5局・最新の盤面』徳島新聞社(wwwtopics.or.jp)。 オリジナルの1997年7月31日時点におけるアーカイブ 。
- 『王位戦第5局の棋譜解説』徳島新聞社(wwwtopics.or.jp)。 オリジナルの1997年4月22日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 1996年当時に行なわれていた「第37期王位戦」の棋譜中継の様子が、西日本新聞社(第4局)や徳島新聞社(第5局)のウェブサイト上でネットアーカイブとして確認できる[16]
- ^ 『将棋と文学スタディーズ』将棋と文学研究会/富山大学学術情報リポジトリ、2019年1月18日 。
- ^ “第37期王位戦インターネット速報(4号,1997.3.3)(かけはしアーカイブズ - 将棋を世界に広める会)” (1997年3月3日). 2014年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月8日閲覧。
- ^ 将棋配信はニコ生だけ?王位戦のUSTREAM中継から可能性を考えてみる - BMBB.JP・2014年7月9日
関連項目
- 日本将棋連盟
- 女流王位戦 - 同主催者による女流棋士の棋戦。王位戦同様6人×2組のリーグ戦によって挑戦者を決定する。女流王位・女流王位挑戦者は王位戦予選への出場資格を得る(上述)ほか、毎年年末には女流王位と王位によるお好み対局が行われる。
- 天元戦 - 同主催者による囲碁の棋戦。
- ^ 後述の通りかつては「ブロック紙3社連合」主催。2021年現在は(5社ではあるが)「新聞3社連合」と呼称している。王位戦中継サイト「新聞三社連合とは?」など参照。
- ^ 2021年現在、王位戦中継サイトのトップでは主催は新聞3社連合と将棋連盟が併記されており、日本将棋連盟のサイトでも「日本将棋連盟主催棋戦一覧」のページに王位戦を載せている。
- ^ 厳密に言えば、1回戦から指すのが、フリークラス、新四段などの下位の棋士や女流棋士だということはある。
- ^ 2位以下が成績で並んでも、決定戦は行われない。“お~いお茶杯王位戦中継Blog : 紅組の結果”. kifulog.shogi.or.jp. 2022年5月3日閲覧。
- ^ 順位戦C級2組からの降級・棋士編入試験の合格・奨励会三段リーグで次点(リーグ3位)2回獲得によりフリークラスに編入した棋士が対象となる。60歳以上で順位戦C級2組から降級した棋士を含む。ただし「フリークラス宣言」による転出者については含まれない。
- ^ 他棋戦においても同様の規定があるが、2022年時点での適用例は竜王戦のみとなっている。
- ^ a b 奇数の際のシード者に、前年の成績は考慮されない
- ^ 順位も同じ場合は残留決定戦
- ^ 第54期と第55期では、奨励会員であり(男性)棋戦への参加資格がなかった里見香奈(第23期、第24期女流王位)に代わって、挑戦者決定戦の敗者(清水市代、中井広恵)がそれぞれ出場した。
- ^ 3名の場合は、前期成績でシード者を決め1回戦は残留決定戦を兼ねる
- ^ 優勝者・残留者を決定。それでも差のつかなかった場合には決定戦を行う
- ^ シードと予選通過者に順位差がついたのは第27期より。挑戦者決定戦進出者ともう1人の残留者に順位差がついたのは第37期より。
- ^ 3人以上の場合のプレーオフは、トーナメント形式となる。たとえば、3勝2敗が5名、0勝5敗が1名の場合、5人によるトーナメント戦になる。
- ^ 第46期リーグの結果および第47期リーグの編成を参照。第46期の挑戦者決定リーグ紅組においては、リーグ表1位・2位および3位の2名が3勝2敗で並んでおり、4人でのプレーオフが組まれた。このときプレーオフで勝ち残った先崎学(リーグ表3位)は次期リーグ残留・次期リーグ表1位となった。ただしもう一人の残留者は、プレーオフ1回戦で勝って2回戦で負けた渡辺明ではなく、今期リーグ表1位の谷川浩司(次期はリーグ表2位)となった。
- ^ 山田道美はリーグ戦最中の1970年6月18日に急逝した。(不戦局2)
- ^ 村山聖はリーグ戦を病気入院により途中休場。1998年8月8日に逝去した。(不戦敗2)
- ^ 番勝負1局目1日目時点。挑戦者決定戦時点では 17歳340日。
- ^ リーグ1回戦時点。予選決勝時点では 17歳161日。
- ^ 在位は 49歳193日まで。
- ^ 番勝負1局目1日目時点。挑戦者決定戦時点では 58歳109日。最終局2日目時点では 58歳203日
- ^ リーグ1回戦時点。予選決勝時点では 65歳306日。リーグ最終局時点では 66歳85日
- ^ 女流棋士では伊藤沙恵が9度目のタイトル戦挑戦で初タイトルの女流名人となった。“46歳悲願の初タイトル、木村一基九段が刻んだ新たな歴史。王位戦第7局観戦記”. 日本将棋連盟. (2019年9月28日) 2022年3月14日閲覧。
- ^ 南-大山戦と藤井-羽生戦は挑戦者が年上のため、木村-藤井戦は挑戦者が年下の最大年齢差である。
- ^ 従来の立会人最年少記録は、62歳(第24期王位戦第4局の62歳(立会人は中原誠(36歳)、副立会人は田中寅彦(26歳))と第6期竜王戦第2局の62歳(立会人は谷川浩司(31歳)、副立会人は中村修(31歳)))であった。先手・豊島将之挑戦者(31)角換わりを選択 後手・藤井聡太王位(18)早繰り銀で先攻 王位戦第2局(2021年7月13日)
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