湯沢駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 00:14 UTC 版)
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅。橋上駅舎を備える。今は無い4番線に羽後交通雄勝線が発着していた。
横手駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービス受託)[2]。冬季は除雪要員として終日社員が配置されている。話せる指定席券売機、自動券売機設置。
待合室内には売店の「NewDays KIOSK」がある。同業態としては東北地方2店舗目の出店[報道 6]。Suica利用可。また、仙台・東京方面(大曲経由・新庄経由いずれも可)への往復JRきっぷを購入した乗客が無料で利用できる「こまち駐車場」がある。
駅舎改築に合わせて駅前広場の再整備が行われ、旧駅舎があった東口にはタクシー乗降場等を備えたロータリーと一般車用駐車場が、新設された西口にも普通車乗降可能な小規模ロータリーが整備された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■奥羽本線 | 上り | 新庄・山形方面 |
2・3 | 下り | 大曲・秋田方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 3番線は上下共用の待避線であり、両方向の発着に対応している。定期列車としては当駅始発等の大曲・秋田方面行列車が使用する。
-
ホーム(2016年12月)
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改札口(2016年12月)
利用状況
JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は519人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 1,077 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 1,068 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 1,000 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 960 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 855 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 821 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 790 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 783 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 761 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 716 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 689 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 685 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 693 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 736 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 705 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 705 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 675 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 652 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 631 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 602 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)454 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)471 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)519 | [利用客数 1] |
駅周辺
以前は湯沢・雄勝エリアの商業中心地であったが、現在の駅周辺は著しく衰退している。サンロード・柳町(以前大丈があった)等の商店街はシャッター通りと化し、駅前の繁栄の象徴の1つだった、ユザワプラザのジャスコは2005年2月に閉店した。現在は大仙市に本店を置く「有限会社中央市場」が運営するスーパー、ビフレが営業。
現在の商業施設の中心が国道398号沿い(湯沢IC周辺)、新たにできたイオンSCなどの郊外店に代わられている中、今も国道13号沿いではいくつかの商業店舗が営業を続けている。
また、湯沢市では2020年度 - 2030年度にかけて、湯沢市が管理する公共施設移転集約をした上で、複合施設を整備する計画が考案されている[新聞 9]。
なお、市役所や公園等の公共施設も徒歩10 - 15分程の所にある。
記事本文
利用状況
- ^ a b 「遞信省告示第395号」『官報』1905年07月03日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c “「グループ会社と一体となった駅業務委託の拡大について」提案受ける!” (PDF). 東日本旅客鉄道労働組合 秋田地方本部 (2020年12月24日). 2020年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月27日閲覧。
- ^ a b c “駅の情報(湯沢駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月1日閲覧。
- ^ a b “「話せる指定席券売機」の導入について提案を受ける!” (PDF). 東日本旅客鉄道労働組合秋田地方本部 (2021年5月25日). 2021年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月27日閲覧。
- ^ 「遞信省告示第483号」『官報』1905年9月11日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、533頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “もしもし券売機『Kaeruくん』が指定席券売機に替わります!” (PDF). 東日本旅客鉄道秋田支社. 2021年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月5日閲覧。
- ^ 『湯沢駅仮駅舎使用開始について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2014年7月9日。 オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブ 。2014年7月16日閲覧。
- ^ 『湯沢駅東西自由通路・駅舎橋上化工事の着手について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2014年7月29日。 オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブ 。2020年5月17日閲覧。
- ^ 『湯沢駅の東西自由通路および橋上駅舎の一部供用開始について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2015年10月16日。 オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブ 。2015年10月19日閲覧。
- ^ 『奥羽本線湯沢駅 東西自由通路・駅舎完成記念式典・開業イベントの開催について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2015年11月26日。 オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブ 。2015年11月28日閲覧。
- ^ 『KIOSKの新型ショップ「NewDays KIOSK」が湯沢駅にオープンします!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、JR東日本リテールネット、2015年10月16日。 オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブ 。2015年11月1日閲覧。
- ^ 『湯澤驛新装成る』昭和11年3月25日読売新聞朝刊8面秋田読売
- ^ 『湯澤驛落成式 けふ女子校で擧行』1936年6月9日読売新聞朝刊8面秋田読売
- ^ 読売新聞1955年12月20日秋田読売
- ^ 『秋鉄局展開、秋田・山形両県の5駅に、ハンバーガー店-日食からノウハウ』昭和61年12月16日日本経済新聞地方経済面東北A
- ^ “JR東日本 「みどりの窓口」廃止へ 県内8駅 湯沢市など「撤回を」”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 31 朝刊. (2006年3月2日)
- ^ “みどりの窓口リストラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日)
- ^ 『県南のJR直営ハンバーガー店閉店 高校生ら名残惜しむ』秋田魁新報平成21年10月1日
- ^ “JR湯沢駅 橋上駅舎、自由通路が完成”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2015年12月7日)
- ^ 「湯沢駅周辺に複合施設、市計画 老朽施設を移転集約」『秋田魁新報電子版』、2020年5月21日。2020年9月16日閲覧。オリジナルの2020年9月15日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月11日閲覧。
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