浜松町駅
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バス路線
最寄りのバス停留所は、駅前通りにある浜松町駅前と第一京浜にある大門駅前で、東京都交通局により運行されている。世界貿易センタービルに併設されていた浜松町バスターミナルは2020年9月30日で営業を終了した[25]。
- 浜松町駅前
- 大門駅前
周辺整備計画
駅周辺は都市再生緊急整備地域の指定を受け、国土交通省、東京都、港区、JR東日本、東京モノレールの5者による浜松町周辺地区の交通施設整備計画が進められている。これは、2008年1月に完了した汐留再開発(汐留シオサイト)による同地への訪問を含めた乗降客の増加、そして2010年10月21日に予定されていた羽田空港国際線定期便就航および新駅「羽田空港国際線ビル駅(現羽田空港第3ターミナル駅)」開業によるモノレールの乗り換え客の増加に対応するものであった。
港区は当駅周辺の交通結節機能を強化するため、駅北口から汐留方面へ延長約75m・幅員約20mの「浜松町駅東西自由通路」の整備を計画している。これは京浜東北線・山手線・東海道本線・東海道新幹線を跨ぐものであり、世界貿易センタービルのデッキ・文化放送側デッキおよび汐留のペデストリアンデッキに接続する。2009年度内に事業費負担をJR東日本と協定を結び、概略設計に着手する予定である。これに併せてJR東日本も北側に駅舎などの関連設備を整備し、以前の東京モノレール新駅予定地に設置する計画である。東京モノレールについても現行の駅位置において軌道を1本増設して複線化する2面2線化とコンコースの拡幅の実現を図り、1時間あたりの最大運転本数を現在の18本から24本に増やす予定である。
2012年10月に当駅周辺の交通施設整備計画の概要が発表され、コンコースを大幅に拡幅するほか、2014年度から世界貿易センタービルの建て替えを行い、2024年度に完成させるなどの施策が行われる[新聞 5]。2013年2月のJR東日本の定例会見によれば、JR駅、モノレール両浜松町駅全体の改築が発表された[新聞 6]。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 京浜東北線
- 山手線
- 新橋駅 (JY 29) - 浜松町駅 (JY 28) - 田町駅 (JY 27)
- 東海道本線貨物支線(東海道貨物線)
- 浜松町駅 - 東京貨物ターミナル駅
- 東京モノレール
- 東京モノレール羽田空港線
- ■空港快速
- モノレール浜松町駅 (MO 01) - 羽田空港第3ターミナル駅 (MO 08)
- ■区間快速・■普通
- モノレール浜松町駅 (MO 01) - 天王洲アイル駅 (MO 02)
- ■空港快速
記事本文
- ^ 当初、第Ⅰ期は2020年4月13日の開業が予定されていた[報道 17][報道 18]が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止を理由に延期された[報道 19][報道 20]。また、第Ⅱ期についても、同様の理由で、当初開業予定日であった同年7月14日より延期されている[報道 15][報道 16]。
- ^ 当初、[秋]は2020年7月14日、[春]は同年9月10日の開業が予定されていたが[報道 22]、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を理由に延期された[報道 21]。なお、延期に伴いアナと雪の女王([春])やオペラ座の怪人([秋])についても、開幕予定日が延期された[報道 21]。
利用状況
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