横濱カレーミュージアム 概要

横濱カレーミュージアム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 18:53 UTC 版)

概要

全国の個性的なカレー店を一堂に集結させるという、新横浜ラーメン博物館(1994年開館)を後追いするようなコンセプトで開館した食のテーマパークである。

ナムコ・ナンジャタウンに近い雰囲気があり、館内の各所には触れると音が鳴る・震えるなどのギミックが隠されていた。それらを探し回らせるアトラクションもあった。

飲食店のほかに、カレーに関連する展示物があり、香辛料のサンプルや、エスビー食品ハウス食品大塚食品などが使っていたホーロー看板などが館内に散りばめられていた。カレー粉カレールウレトルトカレーなどの古いテレビCMを見せる展示室もあった。

開館時の初代名誉館長は元祖カレー研究家の小野員裕である[1]

2003年のリニューアルに際しては、小野が名誉館長を退き、責任者兼プロデューサーとして井上岳久が指揮を執った。 カレー店のほかにフードコートが新設され、カレーうどんやカレー焼きそばなどを提供した。そのかわりアトラクション的な要素はほとんどなくなってしまった。

丸井イセザキ館を取得したマタハリーが、パチンコパチスロ店を開店するにあたって、地元の反発を緩和する目的で作ったともいわれている。[要出典]

建物

2001年、旧丸井イセザキ館の7・8階にカレーミュージアムが、1 - 6階に同社系列のパチンコ店・ゲームセンターPIAがオープンした(1 - 6階は2010年現在も営業中)。

入口はインド風にあしらわれ、館内の随所に象のマスコットキャラクターターメリック君とクミンちゃんが使われた。館内は横浜港をイメージして、客船デッキや往時の横浜市街をつなぎ合わせたような造形となっていた。


  1. ^ 小野員裕『カレー放浪記』p38。


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