有栖川駅 有栖川駅の概要

有栖川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 07:46 UTC 版)

有栖川駅*
全景(2007年9月)
ありすがわ
Arisugawa
A8 帷子ノ辻 (0.5 km)
(0.5 km) 車折神社 A10
所在地 京都市右京区嵯峨野神ノ木町
駅番号 A9
所属事業者 京福電気鉄道
所属路線 嵐山本線
キロ程 5.7 km(四条大宮起点)
駅構造 地上駅停留場
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
2,175人/日
-2019年-
開業年月日 1910年明治43年)3月25日
* 1975年に嵯峨野駅より改称
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歴史

開業当初の停留場名は嵯峨野駅(さがのえき)で、これは停留場が当時の住所で京都府葛野郡太秦村大字嵯峨野にあったことによる[注 1]。ところが観光客向けの案内においては、天龍寺大覚寺などの名所がある嵐山を含む一帯を指してしばしば「嵯峨野」と呼ぶことが多く、嵯峨野めぐりの観光客が誤って当停留場で下車することが多かったことから[1]1975年に現停留場名へ改称した。有栖川は当停留場と隣の車折神社駅との間に位置する川の名前である[1]

年表

停留場構造

千鳥式ホーム2面2線を有する。踏切を挟んで四条大宮行きを車折神社駅寄り(西側)、嵐山行きを帷子ノ辻駅寄り(東側)に配置している地上駅である。踏切を通過する道路へは各ホームとも階段で連絡する。なお、道路は踏切部分も含めて道幅が狭く、最も近い幹線道路である三条通へは50メートル程であるが自動車の離合が不可能な場所がある。


注釈

  1. ^ 太秦村は1931年に京都市に編入され、大字嵯峨野以下の町名は「嵯峨野」を冠する町名に再編された。

出典

  1. ^ a b 山谷和弥『京の路面電車 駅名ものがたり』カギコウ、1991年、67頁。 
  2. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、8-9頁。 


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