映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス
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キュアハート・エンゲージモード
本作に登場するキュアハートのパワーアップ形態。キュアハートをかばったマロのプシュケーを取り込んで変身し、ウェディングドレスを模したロングドレス調のコスチュームとなっている。最初持っているブーケは弓矢へと変化する。
なお背中には、今まで「TVシリーズ映画限定の強化モード」に使われた「大きな翼」が全く無いが、「翼が無い強化モード」は、『映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』の「スーパープリキュア」以来。しかしこれは翼の代わりに「蝶の羽根」が付いているため、それすらも無いのは『映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』の「スーパープリキュア」以来。
作品用語
- ミラクルブーケライト
- 本作の「ミラクルライト」。「愛」と「結婚」をテーマにした作品に因み、先端にブーケで縁取られたハート型の蛍光部が付いており、その蛍光部の中には「ウェディングベル」が描かれている。「ハート」をモチーフにした「ミラクルライト」はこれで4番目[注 5]。"bouquet"は「花束」を意味するフランス語。
- 劇中ではプリキュア・妖精(ベベルを含む)・マシュー達が未来の世界に行く時に使用、アイちゃんの「きゅぴらっぱ〜」の声と同時に皆に転送され、皆がライトを振った事で未来の世界へ転送、同時に傷付いたプリキュアは能力を回復した。
- なお発光時のかけ声は、それまでの「プリキュア、頑張れ!!」から、オールスターズ映画「DX3部作」で使われた「プリキュアに力を!!」に変わった。
スタッフ
- 原作 - 東堂いづみ(講談社「なかよし」連載)
- 製作 - 高木勝裕、有川俊、山本晋也、古澤圭亮、和田修治、中山晴喜、木下直哉
- 企画 - 柴田宏明、土肥繁葉樹
- 企画協力 - 西出将之、佐々木礼子
- 助監督 - 鎌谷悠
- 脚本 - 山口亮太
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 高橋晃、上野ケン
- 美術監督 - 倉橋隆
- 美術設定 - 増田竜太郎
- 色彩設計 - 小日置知子、佐久間ヨシ子
- 撮影監督 - 高橋賢司、上條智也
- 3D監督 - 牧野快
- 編集 - 麻生芳弘
- 音響監督 - 川崎公敬
- 音響効果 - 石野貴久(サウンドリング)
- 音響制作 - タバック
- 音楽 - 高木洋
- 音楽プロデューサー - 栗山大輔、犬塚舞、鎌田佳代子
- 音楽制作 - 株式会社マーベラスAQL
- 音楽制作協力 - 東映アニメーション音楽出版、ライトソング音楽出版、レガートミュージック
- エンディングディレクター - 日向学
- 製作担当 - 額賀康彦
- アニメーション制作 - 東映アニメーション
- 監督 - 伊藤尚往
- 製作 - 映画ドキドキ!プリキュア製作委員会(東映アニメーション、東映、朝日放送、バンダイ、アサツー ディ・ケイ、マーベラスAQL、木下グループ)
主題歌
- オープニングテーマ「Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア」
- 作詞 - 藤林聖子、作曲 - 清岡千穂、編曲 - 池田大介、歌 - 黒沢ともよ
- オープニング映像はマナが夢で見た将来の結婚式の光景を描いている。
- エンディングテーマ「ラブリンク」
- 作詞 - 利根川貴之、作曲 - Dr.Usui、編曲 - Dr.Usui&Wicky.Recording、歌 - 吉田仁美
- 映画仕様として1コーラス長くなっているほか、映像も当該箇所でキュアハートがエンゲージモードとなり、プリキュア達がミラクルブーケライトを振ったり、それぞれのマークのポーズをとる演出がなされている。
- なお、2009年公開の『映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』以来行われてきた「EDダンス前の解説」は、本作から省略されている。
- 映画テーマソング「たからもの」
- 作詞 - 六ツ見純代、作・編曲 - 高木洋、歌 - 相田マナ(生天目仁美)・菱川六花(寿美菜子)・四葉ありす(渕上舞)
- 劇中では挿入歌として使用。
注釈
- ^ 杉山が二役で演じているが、本作品のエピローグでベベルといすずが同一人物である事が明かされている。
- ^ それまでは『映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ♪』のハミィとフェアリートーン8名の、計9名が最多であり、「担当キャラクター10名」は最多記録。またハミィ役は三石琴乃、フェアリートーン役は全て工藤真由と、声優は2名だったのに対し、本作の担当キャラクター10名は全て声優が異なるため、「担当声優10名」も最多記録。
- ^ プリキュアと和解後の一人称は「ボク」。
- ^ このほか、『ハートキャッチプリキュア!』のコッペ(人間の姿)・コロン・ダークプリキュア、テレビシリーズのレジーナ、『ハピネスチャージプリキュア!』の増子美代といった歴代サブキャラクターもそれぞれの各カード内で登場している。
- ^ 従来の「ハート」モチーフの「ミラクルライト」は、『オールスターズDX』の「レインボーミラクルライト」、『映画 フレッシュプリキュア!』の「ミラクルハートライト」、そして前作『オールスターズNewStage2』の「ミラクルダブルハートライト」の計3つ。
出典
- ^ a b 「2013年 日本映画・外国映画業界総決算」『キネマ旬報(2月下旬決算特別号)』第1656号、キネマ旬報社、2014年、201頁。
- ^ “映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス”. 東映. 2013年11月9日閲覧。
- ^ “谷原章介 : 大ファン「プリキュア」にゲスト出演 「いつもライト振っていました!」”. MANTANWEB (毎日新聞社). (2013年8月17日) 2013年11月9日閲覧。
- ^ 公式ウェブサイト内予告編、劇場配布チラシより。
- ^ プリキュア「ニューステージ」3月最終章,日刊スポーツ,2013年10月26日
- ^ プリキュア史上初!シリーズ最新作が第26回東京国際映画祭の特別招待作品に,映画.com,2013年9月10日
- ^ 「まどマギ」とプリキュアが興収1、2位,日刊スポーツ,2013年10月28日
- ^ プリキュア : 劇場版最新作が“秋のプリキュア映画”過去最高のスタート,毎日新聞,2013年10月28日
- ^ 『プリキュア』と『まどマギ』が同日公開。出口調査の反応は?,ぴあ映画生活,2013年10月28日
- ^ キュアエースの思い切り、クラリネットの存在感「映画ドキドキ!プリキュア」伊藤監督に聞く2エキサイトニュース(2013年11月1日)2019年7月21日
- ^ 『アニメージュ』2014年2月号、徳間書店、2014年1月13日。
- ^ https://www.excite.co.jp/news/article/E1383289887829/?p=2
- ^ 劇場版15作目!日本初の専門紙「プリキュア新聞 2013年秋号」 22日から順次、発売!!(※一部地域除く)公式サイト、2013年10月21日、2013年10月26日観覧
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