廣瀬英行 廣瀬英行の概要

廣瀬英行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 02:23 UTC 版)

廣瀬 英行
選手情報
フルネーム ひろせ ひでゆき
ラテン文字 Hideyuki Hirose
国籍 日本
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 400m
所属 富士通
大学 慶應義塾大学
生年月日 (1989-07-20) 1989年7月20日(33歳)
出身地 佐賀県
身長 176cm
体重 62kg
成績
世界選手権 400m : 予選1組7着 (2009年)
4x400mR : 予選1組4着 (2013年)
地域大会決勝 アジア大会
4x400mR : 2位 (2010年)
国内大会決勝 日本選手権
400m : 2位 (2009年, 2011年)
自己ベスト
200m 21秒52 (2009年)
400m 45秒84 (2009年, 2011年)
獲得メダル
陸上競技
日本
アジア大会
2010 広州 4x400mR
アジア選手権
2009 広州 4x400mR
2011 神戸 4x400mR
2011 神戸 400m
2013 プネー 4x400mR
ユニバーシアード
2011 深圳 4x400mR
2009 ベオグラード 4x400mR
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経歴

佐賀県出身。佐賀県立佐賀北高等学校慶應義塾大学環境情報学部卒業。富士通所属。

高校生時代まで

小学校時代は水泳とソフトボールをやっていて、陸上は中学の時に兄から誘われて始める[1]。400mを始めたのは高校1年の時で、それまでは100mや200m、ハードルや走幅跳などをやっていた。高校2年の時に47秒95をマークしてその年のユースランキング1位になり、翌年のインターハイでは優勝候補にもなったが怪我の影響で決勝に進めず、高校時代は全国タイトルを獲得できなかった。

大学生時代

2008年慶應義塾大学に進学し、同大学陸上競技部に入部。

1年時にはアジアジュニア選手権世界ジュニア選手権などの国際大会を経験した。

2年時には静岡国際400mで自身初の45秒台となる45秒98をマークし、それまでの自己ベスト47秒00を大幅に更新した。初出場となった日本選手権400mで45秒84をマークして2位に入り、自己ベストを更新すると共にベルリン世界選手権のB標準を突破。初出場となった世界選手権400mは予選で敗退したが、翌月の日本インカレ400mを初制覇した。

3年時には日本選手権400mで2年連続の表彰台に上ると、日本インカレ400mで2連覇を達成。アジア競技大会の4×400mリレーでは3走を務めて銀メダル獲得に貢献した。

4年時には日本選手権400mで自己ベストタイの45秒84をマークして2位に入り3年連続で表彰台に上った。アジア選手権では金丸祐三を上回る日本人最高順位の2位、4×400mリレーでは3走を務めて金メダル獲得に貢献した。2大会連続の世界選手権出場となった大邱世界選手権は初のリレー種目出場だったが予選で敗退した。

社会人時代

2012年富士通に入社し、同社陸上競技部に入部。

2013年7月のアジア選手権4×400mリレーに出場。4走を務め、モスクワ世界選手権参加標準記録(3分05秒00)突破の3分04秒46をマークして銀メダル獲得に貢献した。後日、モスクワ世界選手権4×400mリレー日本代表に選出された[2]

2013年8月のモスクワ世界選手権4×400mリレーに出場し、世界選手権に3大会連続の出場を果たすも予選敗退に終わった。

2015年10月をもって富士通陸上競技部を退部[3]。富士通に残って社業に専念する傍ら、2016年以降も競技を続けている。

自己ベスト

  • 記録欄の( )内の数字は風速m/s)を意味する。
種目 記録 年月日 場所 備考
200m 21秒52 (0.0) 2009年10月3日 新潟市
400m 45秒84 2009年6月28日
2011年6月12日
広島市
熊谷市

  1. ^ 富士通は決勝を棄権
  2. ^ 予選のみ出場。決勝の富士通は3分09秒56で優勝
  1. ^ 塾生インタビュー # 63 世界陸上経験者! 競走部廣瀬英行選手(環4)”. 慶應ジャーナル (2011年6月4日). 2015年1月28日閲覧。
  2. ^ 世陸代表メンバーに山崎謙吾ら3人追加”. 日刊スポーツ (2013年7月17日). 2015年1月28日閲覧。
  3. ^ 陸上競技部 選手引退のお知らせ”. 富士通 (2015年11月7日). 2015年11月8日閲覧。


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