山梨県立身延高等学校 部活動

山梨県立身延高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 14:04 UTC 版)

部活動

2016年現在、以下の部が活動している。

体育局

野球部、陸上競技部、サッカー部、柔道部、剣道部、弓道部、カヌー部、男子ソフトボール部、バレーボール部(男・女)、バスケットボール部(男・女)、ソフトテニス部(男・女)なぎなた同好会

このうち男子ソフトボール部は全国高校総体(インターハイ)において20年連続県代表として出場。またカヌー部(カヌーポロ)国大会または関東大会に出場して男子ソフトテニス部も2年連続で関東大会に出ている。

文化局

美術部、演劇部

演劇部が全国大会に出場する実績を持つ。

外局

吹奏楽部、家庭クラブ

吹奏楽部が関東大会に出場する実績を持つ。

その他

アマチュア無線呼出符号JR1ZHRが存在した。

その他

学生寮

遠距離通学者のための学生寮として「済美寮」が存在する。元々はクラブハウスとして竣工したが、利用者の減少や校門付近に文化創造館が整備されたことにより閉鎖状態であった。2007年(平成19年)に「通学区域等による関する規則」が廃止され、これまで身延町・南部町早川町市川三郷町の一部に限られていた通学圏が山梨県全域に開放された。これを機に学生寮設置を求める声が出て、同窓会の寄付により「済美寮」を学生寮として整備した。山梨県の県立高校で学生寮があるのは同校のみである(市町村立を含めれば北杜市立甲陵高等学校がある)。なお、入寮できるのは男子のみとなっている。

修学旅行

2年次の12月に沖縄県へ3泊4日の修学旅行が行われている。1990年代半ばまでは京都大阪を回っており、1995年には阪神・淡路大震災から半年後の神戸へ行き、体験学習も行っている[3]

中高一貫教育

2013年(平成25年)、山梨県教育委員会は近隣の中学校と連携しての中高一貫教育を導入する高校の候補を身延高校に絞り込んだ。連携先は近隣にある身延町立身延中学校および旧学区内にある南部町立南部中学校であり[4]、山梨県立高等学校の第1号として正式に決定。2019年(令和元年)度より、身延高と2中学校は、連携型中高一貫教育校となった[5]

高校統合について

山梨県では少子化による県立高校統合が進められており、峡南地区でも山梨県立市川高等学校山梨県立峡南高等学校山梨県立増穂商業高等学校の他3校と統合し、新設校を設置する構想が持ち上がっていた。

しかし身延高校OBからの反発が強く、また市川高校周辺に校舎建設が検討されると旧身延町域や南部町域、早川町域からの通学が困難になること、南部町域の場合は特に市川高校のある旧市川大門町より静岡県富士宮市のほうが距離が近く(南部町北端の内船駅からでも市川大門駅まで35kmなのに対し富士宮駅まで23km)、高校進学者の隣県流出に拍車がかかることが予想された。さらに先述の通り身延では総合学科への移行や中高一貫教育に向けた準備など他3校とは別の取り組みが行われていることから、山梨県教育委員会は身延高の存続および他3校による統合校新設を決定した[6]

主な著名人


  1. ^ 30名が上限だが、県内志願者を含めて定員未達の場合は上限以上に合格者を出せる。
  2. ^ 食物栄養、保育に関する科目は総合学科の福祉健康科目群で選択できる。
  3. ^ この様子は1995年11月2日放送の筑紫哲也 NEWS23で特集されている。
  4. ^ 中高一貫、県立初は身延 峡南の2中学と連携 県教委方針(2013年10月16日、山梨日日新聞
  5. ^ 県立初!中高一貫教育スタート!”. 山梨県広報 (2019年6月20日). 2020年5月18日閲覧。
  6. ^ 「新設高2020年度開校へ 峡南3校統合 学年定員280人」(2016年9月14日、毎日新聞)


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