三毛別羆事件 関連作品

三毛別羆事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 01:58 UTC 版)

関連作品

事件を題材にした作品

小説
  • 『領主』(戸川幸夫 著) - 初出『オール讀物』1964年5月号。
  • 『羆風(くまかぜ)』(戸川幸夫 著) - 初出『小説新潮』1965年8月号。
  • 『文平とその仲間 第四話 羆荒れ(くまあれ)』(戸川幸夫 著) - 『北海タイムス』1975年1月25日 - 4月21日連載。
  • 『魔王』(戸川幸夫 著、旺文社 1978年) - 『羆風』を少年向けにリライトしたもの。
  • 羆嵐(くまあらし)』(吉村昭 著、新潮社 1977年 新潮文庫 1982年)
漫画
  • 『野性伝説 羆風』(戸川幸夫 作 / 矢口高雄 画) - 『月刊ビッグゴールド』1996年8月号 - 1997年12月号に連載。戸川幸夫の『羆風』を原作とするが、木村盛武に取材して原作にない場面も描いている[54]。ビッグゴールドコミックス『野性伝説』第3 - 5巻(小学館、1997 - 1998年)所収。のち、講談社漫画文庫(2003年、全3巻)、ヤマケイ文庫(山と渓谷社、2018年、全1巻)より再刊。
映画
テレビドラマ
ドキュメンタリー番組

事件について言及している箇所がある作品

小説
漫画
  • 『シャトゥーン ヒグマの森』全3巻(増田俊也 作 / 奥谷通教 画 / 2008年 - 2009年)
    • 上記同名作の漫画版。ストーリーは、本事件とはまったく無関係である。
  • 『ザ・ファブル』全22巻 (南勝久 作 / 2014年 - 2019年)
    • ストーリーは、本事件とはまったく無関係である。
ラジオドラマ

注釈

  1. ^ 同様の地名は神恵内村の「珊内」[5] [6]十勝支庁ウペペサンケ山[7]青森県青森市郊外の三内[8]など各地に存在する。
  2. ^ この3名について木村は本事件の死者数にカウントしていない[37]
  3. ^ ニシンを茹でてから油を搾り出し、搾り滓を乾燥・醗酵させたもの。高級な肥料として珍重されていた。

出典

  1. ^ 盛武, 木村. “「マユ。マユはどこだ!」8人の死者を出したヒグマによる惨劇「三毛別事件」の幕明け”. 文春オンライン. 2019年10月20日閲覧。 本記事は、木村2015の文献から、文章・図版とも同一のものを転載したもの。増田俊也による解説も、木村2015と同一のもの。
  2. ^ The Sankebetsu brown bear incident of 1915 was the worst bear attack in Japanese history” (英語). The Vintage News (2017年8月3日). 2020年11月20日閲覧。
  3. ^ 山田 『北海道の地名』 北海道新聞社 p.132
  4. ^ 山田 『東北・アイヌ語地名の研究』 草風館 p.84
  5. ^ 山田 『北海道の地名』 北海道新聞社 p.479
  6. ^ 山田 『東北・アイヌ語地名の研究』 草風館 p.85-87
  7. ^ 山田 『北海道の地名』 北海道新聞社 p.315
  8. ^ 山田 『東北・アイヌ語地名の研究』 草風館 p.89-91
  9. ^ 木村2015、pp.12-13
  10. ^ 木村2015、pp.13-14
  11. ^ 木村2015、pp.18-21
  12. ^ 木村2015、p.20
  13. ^ a b 木村 『ヒグマ そこが知りたい』 共同文化社 p.253
  14. ^ a b c 木 『ヒグマ そこが知りたい』 共同文化社 p.254
  15. ^ a b c 木村 『ヒグマ そこが知りたい』 共同文化社 p.255
  16. ^ 盛武, 木村. “(2ページ目)「マユ。マユはどこだ!」8人の死者を出したヒグマによる惨劇「三毛別事件」通夜の直後にも再び絶叫が…”. 文春オンライン. 2024年3月28日閲覧。
  17. ^ 木村『慟哭の谷』、pp.25-27
  18. ^ 盛武, 木村. “(4ページ目)「マユ。マユはどこだ!」8人の死者を出したヒグマによる惨劇「三毛別事件」通夜の直後にも再び絶叫が…”. 文春オンライン. 2024年3月28日閲覧。
  19. ^ a b 日本クマ事件簿取材班. “「腹破らんでくれ!」胎児を含む7人が殺害…国内最多の死者数を出した「三毛別ヒグマ事件」の壮絶”. 文春オンライン. 2023年12月8日閲覧。
  20. ^ a b 木村『ヒグマ そこが知りたい』 共同文化社 p.256
  21. ^ a b c d e f 木村 『ヒグマ そこが知りたい』 共同文化社 p.258
  22. ^ 盛武, 木村. “(4ページ目)「腹破らんでくれ! 喉食って殺して!」臨月の妻を居間に引きずり出し…巨大ヒグマが見せつけた“執拗な残忍さ””. 文春オンライン. 2024年3月28日閲覧。
  23. ^ a b 木村『慟哭の谷』、pp.42-43
  24. ^ 江原『熊嵐それから』、pp.21
  25. ^ a b c d e 木村 『ヒグマ そこが知りたい』 共同文化社 p.259
  26. ^ 木村『慟哭の谷』、pp.65-66
  27. ^ 木村『獣害史最大の惨劇苫前羆事件』
  28. ^ 江原『熊嵐それから』、pp.20-21
  29. ^ a b c 木村『ヒグマ そこが知りたい』 共同文化社 p.260
  30. ^ 木村『慟哭の谷』、pp.81
  31. ^ 木村『慟哭の谷』、pp.84
  32. ^ 木村2015、pp.64-65
  33. ^ a b 木村『ヒグマ そこが知りたい』 共同文化社 p.261
  34. ^ 木村『ヒグマ そこが知りたい』 共同文化社 p.262
  35. ^ 木村『慟哭の谷』、pp.95
  36. ^ a b 木村『慟哭の谷』、pp.94-95
  37. ^ 木村『ヒグマ そこが知りたい』 共同文化社、pp.250
  38. ^ 木村『慟哭の谷』、pp.120-124
  39. ^ 道内の被害史”. 北海道新聞. 2015年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年10月17日閲覧。
  40. ^ 木村『慟哭の谷』、pp.118-119
  41. ^ a b c 木村『慟哭の谷』、pp.3-4
  42. ^ 木村『ヒグマそこが知りたい』、pp.262-263
  43. ^ 道内の被害史 関連記事”. 北海道新聞. 2015年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年10月17日閲覧。
  44. ^ 木村『慟哭の谷』、p.38
  45. ^ 木村『慟哭の谷』、p.54
  46. ^ 木村『慟哭の谷』、p.101、箇条書き1
  47. ^ 木村『慟哭の谷』、p.101、箇条書き5
  48. ^ 木村『慟哭の谷』、p.101、箇条書き4
  49. ^ 木村『慟哭の谷』、p.101、箇条書き2,3
  50. ^ 木村『慟哭の谷』、p.99
  51. ^ 木村『慟哭の谷』、p.102、箇条書き9
  52. ^ 木村『慟哭の谷』、p.102
  53. ^ ヒグマ事件100年で法要 7人犠牲、北海道苫前町. 共同通信. 15 October 2015. 2017年3月9日閲覧(YouTubeにおける動画ニュース)
  54. ^ 矢口高雄「羆風 あとがき」『野性伝説 羆風/飴色角と三本指』山と渓谷社〈ヤマケイ文庫〉、2018年6月15日、993頁。ISBN 978-4-635-04848-4 

出典2

  1. ^ “宗谷の暴風被害、遠別の暴風被害、苫前の暴風被害”, 北海タイムス, (1915-12-22) 
  2. ^ 高倉新一郎『熊の話』観光社、1950年10月。 






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